Chapter 3.3 関数

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3.3.1 関数の引数

関数の宣言において、引数を持つ関数定義ができますが、その引数は型を宣言する必要がある。

fn another_function(x: i32) {
    println!("The value of x is: {}", x);
}

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3.3.2

関数の本体は、文を並べて書くが最後に式を置くか、文を置くという構成になる。

fn main() {
    let x = (let y = 6);
}

文は値を返さないので、上記の例で let y = 6 は文なのでエラーになる。

式は何かに評価されるもの

• 例えば 簡単な演算 5 + 6 は 11 に評価される式。
• 数値や、値を持つ変数自体も評価される式。
• 関数呼び出しも式 (例えば let x = function() のように使われる)
• マクロ呼び出しも式
• ブロック {} も式

let y = {
    let x = 3;
    x +1
}

と書いた場合 {} は 4 に評価される式となる。
x + 1にセミコロンをつけてしまうと文となるので {} は値を返さないことに注意！！

let y = {
    let x = 3;
    x +1;
}

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3.3.3 戻り値のある関数

戻り値を返す関数は -> の後ろに戻り値の型を記載する。

fn five() -> i32 {
    5
}

関数は暗黙的に最後の式の値を返すので、 return を書かなくても上記の関数は 5 を返す。