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(Japanese)
# vista2xp --- VistaからXPへのアプリ変換ツール
## これは何?
このソフトは、Vista/7/10向けのアプリをXP向けのアプリに変換できるかもしれないソフトです。
できなかったらごめんなさい。
対応環境: Windows XP/Vista/7/10
ダウンロード: https://katahiromz.web.fc2.com/vista2xp/ja
## どのように動作する?
これは、EXE/DLL ファイルの IAT (Import Address Table) を改変します。
- Vista以降の kernel32 関数があれば、kernel32.dll のインポートは v2xker32.dll に変わります。
- Vista以降の comctl32 関数があれば、comctl32.dll のインポートは v2xctl32.dll に変わります。
- Vista以降の user32 関数があれば、user32.dll のインポートは v2xu32.dll に変わります。
- Vista以降の ole32 関数があれば、ole32.dll のインポートは v2xol.dll に変わります。
- Vista以降の shell32 関数があれば、shell32.dll のインポートは v2xsh32.dll に変わります。
- Vista以降の msvcrt 関数があれば、msvcrt.dll のインポートは v2xcrt.dll に変わります。
Visual Studio コマンドプロンプトの dumpbin /imports で IAT をチェックできます。
## 使い方は?
1. vista2xp.exe プログラムファイルを開いて下さい。ダイアログ ボックスが開かれるでしょう。
2. 変換したい EXE/DLL ファイルをダイアログにドロップして下さい。
3. [変換]ボタンをクリックして下さい。
4. ファイルは変換されるでしょう。いくつかの DLL ファイルは、必要ならば自動で追加されます。
5. 元に戻したいなら、作成された「Vista2XP-Backup」フォルダ内部のファイルをお使い下さい。
## 履歴
- 2019.05.05 ver.0.2
- 初公開。
- 2019.05.06 ver.0.3
- v2xctl32 と v2xu32 を追加。
- 2019.05.09 ver.0.4
- K32* 関数をサポート。
- TaskDialog を改良。
- v2xol (ole32) を追加。
- v2xsh32 (shell32) を追加。
- 2019.05.22 ver.0.5
- [キャンセル] ボタンを [終了] にする。
- SHGetLocalizedName、SHSetFolderPathA および SHSetFolderPathW 関数をサポート。
- TaskDialogIndirect 関数をサポート。
- 2019.08.16 ver.0.6
- 壊れた v2xu32.dll を修正。
- SHCreateItemFromParsingName 関数をサポート。
- GetDpiForWindow 関数をサポート。
- SetThreadDpiAwarenessContext 関数をサポート。
- v2xcrt (msvcrt) を追加。
- wcsnlen と memmove_s と memcpy_s 関数をサポート。
- __CxxFrameHandler3 と _except_handler4_common 関数をサポート。
- 2019.09.15 ver.0.7
- オプショナル ヘッダーのバージョン情報を改変。
- GetVersion、GetVersionExA、GetVersionExW 関数をサポート。
- 2021.05.11 ver.0.8
- SRWロック関数を部分的にサポート。
- Initialize-once関数を部分的にサポート。
- 状態変数関数を部分的にサポート。
## 警告
- システムファイルを変換しないで下さい。
- 圧縮ファイルに使用してもあまり意味がありません。展開後・インストール後のファイルについてお使い下さい。
- ドットネットとDirectX 10と64ビットには未対応です。
もしDirectX 10のサポートが足りなければ、次のページを参考にして下さい:https://km-software-directx-10.apponic.com/
## 連絡先
片山博文MZ (かたやまひろふみエムゼッド)