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NEWS.ja.md

File metadata and controls

2064 lines (1755 loc) · 129 KB

Version 5.10.0

バグ修正

  • サブディレクトリとカスタムページを両方指定するとエラーが発生するバグを修正しました(#1913,#1914)
  • EPUBBuilder: ビルド時間が長い問題を解決しました(#1915,#1916,#1919)
  • ImageMagickのcompareのmetricにSSIMを使うように変更し、環境によってテストが失敗する問題を修正しました(#1917,#1921)
  • EPUBMaker: verify_target_imagesが有効な場合、coverimageを暗黙に取り込むよう修正しました(#1918,#1923)

機能強化

  • Ruby 3.4でcsv gemとnkf gemがdefault gemではなくなる警告に対応しました(#1911)

コントリビューターのみなさん

Version 5.9.0

バグ修正

  • LATEXBuilder: @<code>, @<tt>, @<tti>, @<ttb>での空白幅が適切になるよう修正しました。またPDF栞の扱いを改善しました(#1906,#1907)。

機能強化

  • review-jlreq.clsのUsers Guideで用紙サイズの指定にJIS B列とISO B列を区別するようにしました(#1904)
  • config.yml.sampleでの誤記を修正しました(#1909)

コントリビューターのみなさん

Version 5.8.0

新機能

  • //graph 命令でMermaid記法によるグラフ記述ができるようになりました。外部ツールの用意や設定についてはdoc/format.ja.mdを参照してください (#1885)

バグ修正

  • EPUBMaker: 自動生成される部の内容に<title>が入らないのを修正しました (#1898)

機能強化

  • PDFMaker: @<href>命令で長いURLを記述したときに、ページをはみ出さずに折り返すようにしました (#1890)

コントリビューターのみなさん

Version 5.7.0

バグ修正

  • Windows において、review-init -w の実行時にバインドアドレスを省略したときにエラーが発生するのを修正しました (#1824)
  • PDFMaker: //blankline でページをまたいだときに、ページの先頭に空行が入るのを抑制しました (#1872)
  • EPUBMaker: MathJax で数式を表現する際に、<, >, & を変換し、HTML のエラーが出ないようにしました (#1876, #1877)

非互換の変更

  • 動作検証済みバージョンを Ruby 2.7 以降としました (#1871)
  • EPUMaker: EPUB の検証ルールに従い、EPUB の目次に表紙へのリンクを含めました (#1874)

その他

  • Ruby 3.2 を動作検証テスト対象に含めました (#1871)
  • RuboCop 1.45.1 の指摘を反映しました (#1878)

Version 5.6.0

新機能

  • IDGXMLBuilder: //texequation@<m>imgmath math_formatに対応しました (#1829)
  • LATEXBuilder: @<icon>用のマクロとしてreviewiconマクロを追加し、 reviewincludegraphicsマクロの代わりに使うようにしました (#1838)
  • ルビ文字列の前後のスペースを削除するようにしました (#1839)

非互換の変更

  • LATEXBuilder: 囲み記事の見出しとして ■メモ の代わりに MEMO, NOTICE, CAUTION 等を使うようにしました。以前の見出しを使う場合はlocale.ymlに記載してください (#1856)

その他

  • ドキュメント format.mdformat.ja.md を更新しました (#1860)

Version 5.5.0

新機能

  • 節や項を参照するインライン命令として、 @<secref> , @<sec> , @<sectitle> を追加しました。@<secref> は節や項の番号+タイトルを含むテキスト( @<hd> と同じ)、 @<sec> は節や項の番号のみ、@<sectitle> はタイトルのみに展開されます (#1809)

バグ修正

  • テストエラーを修正しました (#1804)
  • review-update コマンドがエラーになるのを修正しました (#1807)

その他

  • rexml がバンドル gem 扱いになったので、gemspec に追加しました (#1808)

Version 5.4.0

新機能

  • Re:VIEW に関する質問の受け付けに対応する GitHub Discussions を開始しました

非互換の変更

  • EPUBMaker: opf ファイルの manifest 内の item を ID 文字列の辞書順でソートするようにしました (#1763)
  • TextMaker: 表の見出しセル行を太字表現(★〜☆)にするのではなく、見出しセル行と通常セル行の区切り線を入れるようにしました。従来の太字表現に戻すには textmaker セクションの th_bold パラメータを true に設定してください (#1789)
  • TextMaker: //indepimage 命令の出力結果を //image に合わせました。開始・終了マークが入り、画像ファイルが見つからないときにはコメント内容を出力するようになります (#1790)
  • TextMaker: //imgtable 命令の出力結果を //image および //table に合わせました。開始・終了マークが入り、画像ファイルが見つからないときにはコメント内容を出力するようになります (#1791)
  • ハイライト有効時に、//source 命令もハイライト対象として中身をエスケープしないようにしました (#1788)

バグ修正

  • Ruby 3.1 で YAML のエラーが発生するのを修正し、互換性も持たせました (#1767, #1775)
  • EPUBMaker: epub:type=cover が大扉や奥付に入るのを修正しました (#1776)
  • 無効な urnid の例がサンプルとして示されているのを削除しました (#1779)
  • config.yml の YAML 構文にエラーがあったときに例外ではなく妥当なエラーを返すようにしました (#1797)
  • IDGXMLMaker: secttags を有効にしている状態で前付や後付がエラーになるのを修正しました (#1800)

機能強化

  • EPUBMaker, WebMaker: 表紙・大扉・奥付・部のベーステンプレートに通常の章と同じく layout.html.erb または layout-web.html.erb を使うようにしました (#1780)
  • EPUBMaker, WebMaker: 表紙・大扉・奥付・部のカスタムテンプレートとして、layouts フォルダの _cover.html.erb_titlepage.html.erb_colophon.html.erb_colophon_history.html.erb_part_body.html.erb で上書きできるようにしました (#1777)

ドキュメント

  • GitHub Discussions について README.md に記載しました (#1772)

その他

Version 5.3.0

新機能

  • 後注のサポートを追加しました。//endnote 命令で後注内容、@<endnote> 命令で後注参照、//printendnotes 命令で後注を配置する場所を指定します (#1724)

バグ修正

  • 新しい jlreq において ifthen パッケージに非依存になったことによるエラーを修正しました (#1718)
  • review-jsbook と新しい TeXLive 2020 以降の組み合わせにおいて、隠しノンブルがすべて1になってしまう問題を修正しました (#1720)
  • coverimage パラメータに実際に存在しないファイルを指定したときに例外エラーが発生するのを修正しました (#1726, #1729)
  • titlefile・creditfile・profile パラメータに存在しないファイルを指定したときに警告を表示するようにしました (#1730)
  • review-jlreq で @<tcy> 命令がエラーになるのを修正しました。縦中横の TeX 表現側での抽象名に \reviewtcy マクロを使うようにしました (#1733)
  • review-vol および review-index の例外エラーを修正しました (#1740)
  • 数式ビルドエラーが出たときに __IMGMATH_BODY__.tex のコピーを忘れているのを修正しました (#1747)
  • //beginchild//endchild 命令でエラーが起きたときにエラー位置の表示がされていなかったのを修正しました (#1742)
  • //graph 命令を使うとビルドエラーになるのを修正しました (#1744)
  • epubmaker.rb で未定義の変数を参照している箇所を修正しました (#1755)
  • review-catalog-converter がエラーになるのを修正しました (#1753)

機能強化

  • 脚注 (//footnote)・後注(//endnote) を定義したけれども参照(@<fn>@<endnote>)していないときに警告するようにしました (#1725)
  • 紙面全体に画像を貼り込む \includefullpagegraphics マクロを縦書きにも対応するようにしました (#1734)
  • plantuml の jar ファイル探索先を作業フォルダのほか、/usr/share/plantuml/usr/share/java からも探すようにしました (#1760)

ドキュメント

  • format.ja.md, format.md: SVG数式を作成するコマンドラインの間違いを修正しました (#1748)

その他

  • Windows 版 Ruby 2.7 のテストを追加しました (#1743)
  • Rubocop 1.22.1 に対応しました (#1759)

コントリビューターのみなさん

Version 5.2.0

新機能

  • EPUBMaker: CSS 組版向けに、見出しの存在に応じて <section> で階層化する機能を追加しました。config.yml で epubmaker セクションの use_section パラメータを true にすると有効化されます (#1685)

バグ修正

  • PDFMaker: Ruby 2.6 以上でテンプレートの引数についての警告が出る問題を修正しました (#1683)
  • EPUBMaker: Docker 環境においてファイルがコピーされず空になる問題を修正しました (#1686)
  • 縦中横を正しく表示する CSS 設定を追加しました (#1688)
  • PDFMaker: 新しい TeXLive との組み合わせで pxjahyper のオプション競合エラーが発生するのを修正しました (#1690)
  • PDFMaker: 画像が見つからないときにコンパイルエラーになるのを修正しました (#1706)

機能強化

  • 警告とエラーを出力する際の処理を改善しました。error! (すぐに終了) および app_error (ApplicationError 例外を上げる) メソッドを導入しました (#1674)
  • PDFMaker: ビルドのために画像ファイルをコピーする際、実コピーではなくシンボリックリンクを利用して処理を高速化するオプションを追加しました。pdfmaker セクションの use_symlink パラメータを true にすると、デフォルト挙動の実コピーの代わりにシンボリックリンクが使われます。Windows など一部の OS ではこれは動作しない可能性があります (#1696)
  • PDFMaker: review-jlreq で serial_pagination=true, openany を指定したときには前付の後の空ページが入らないようにしました (#1711)

その他

  • GitHub Actions まわりを修正しました (#1684, #1691)
  • review-preproc: リファクタリングを行いました (#1697)
  • 入れ子の箇条書きの処理をリファクタリングしました (#1698)
  • Rubocop 1.12 に対応しました (#1689, #1692, #1699, #1700)
  • 各ビルダの builder_init_file メソッドで最初に super で基底 builder の builder_init_file を実行するようにしました (#1702)
  • PDFMaker: FileUtils ライブラリを内部で使う際に、明示記法の FIleUtils.foobar を使うようにしました (#1704)

コントリビューターのみなさん

Version 5.1.1

バグ修正

  • review-preproc がエラーになるのを修正しました (#1679)

Version 5.1.0

新機能

  • CSS 組版ソフトウェア Vivliostyle-CLI を呼び出す Rake ルールを追加しました。Vivliostyle-CLI をインストールした環境において、rake vivliostyle:build または rake vivliostyle で PDF を作成、rake vivliostyle:preview でブラウザのプレビューが開きます (#1663)
  • PDFMaker: config.ymlboxsetting パラメータを新設し、column・note・memo・tip・info・warning・important・caution・notice の囲み飾りを事前定義のものや独自に作成したものから選択およびカスタマイズできるようにしました (#1637)
  • 挿入箇所を示す @<ins>、削除箇所を示す @<del> の2つのインライン命令を追加しました (#1630)
  • EPUBMaker, WebMaker: 数式表現手法として MathJax をサポートし、数式表現手法を math_format パラメータで選択するようにしました (#1587, #1614)

非互換の変更

  • EPUBMaker: urnid パラメータのデフォルト値のプレフィクスを、urn:uid から urn:uuid に変更しました (#1658)
  • PDFMaker: 長い脚注がページ分断されないようにしました (#1607)

バグ修正

  • contentdir を設定しているときに WebMaker, review-vol, review-index がエラーになるのを修正しました (#1633)
  • WebMaker: images/html 図版フォルダが見つけられないのを修正しました (#1623)
  • PDFMaker: 用語リストの見出しで chapterlink がおかしな結果になるのを修正しました (#1619)
  • PDFMaker: 索引に {, }, | が含まれているときにエラーや奇妙な文字に変換されるのを修正しました (#1611)
  • review-vol: 不正な見出しがあったときに妥当なエラーメッセージを出力するようにしました (#1604)
  • PDFMaker: after_makeindex フックを LaTeX コンパイル後ではなく mendex 実行後に実行するように修正しました (#1605)
  • PDFMaker: //image のキャプションが空だったときに内部エラーではなく図番号が出力されるように修正しました (#1666)
  • review-vol, review-index が不正なファイルを受け取ったときのエラー処理を修正しました (#1671)
  • EPUBMaker: author などの静的ファイルを指示したときに、ファイルが存在しないと内部エラーを起こしていたのを修正しました (#1670)

機能強化

  • tty-loger gem パッケージがインストールされている場合、Re:VIEW の各 Maker コマンドの進行状態をアイコンおよびカラーで示すようにしました (#1660)
  • PDFMaker: クラスファイルで \RequirePackage{plautopatch} を最初に評価するようにしました (#1644)
  • MARKDOWNBuilder: @<hd> をサポートしました (#1629)
  • Re:VIEW ドキュメントファイルに不正なエスケープシーケンス文字が含まれているときにエラーを出すようにしました (#1596, #1602)
  • = の数が6を超える見出し扱いの行があるときにエラーを出すようにしました (#1591)

ドキュメント

  • 画像探索の際に各 Maker が参照するサブフォルダ名について記載しました (#1626)

その他

  • EPUBMaker: EPUB ライブラリ一式を lib/epubmaker から lib/review/epubmaker に移動し、リファクタリングしました (#1575, #1617, #1635, #1640, #1641, #1650, #1653, #1655)
  • EPUBMaker: テストを追加しました (#1656)
  • PDFMaker: いくつかの処理をリファクタリングしました (#1664)
  • 数式画像生成処理を ReVIEW::ImgMath クラスにまとめました (#1642, #1649, #1659, #1662)
  • IDGXMLMaker: いくつかの処理をリファクタリングしました (#1654)
  • MakerHelper: いくつかの処理をリファクタリングしました (#1652)
  • テンプレート処理を ReVIEW::Template.generate メソッドに統一しました (#1648)
  • GitHub Actions で TeX コンパイルのテストも行うようにしました (#1643)
  • Rubocop 1.10 に対応しました (#1593, #1598, #1613, #1636, #1647, #1669)
  • サンプル syntax-book の重複 ID を修正しました (#1646)
  • ライブラリの相対パスの参照方法をリファクタリングしました (#1639)
  • ReVIEW::LineInput クラスをリファタクタリングしました (#1638)
  • Copyright を2021年に更新しました (#1632)
  • Ruby 3.0 でのテストを実行するようにしました (#1622)
  • 不安定な Pygments のテストを抑制しました (#1610, #1618)
  • WebTocPrinter: テストのエラーを修正しました (#1606)
  • テストのターゲットを指定しやすいようにしました (#1594)

Version 5.0.0

新機能

  • review-jsbook / review-jlreq クラスに、cover_fit_page オプションを追加しました。texdocumentclass パラメータに cover_fit_page=true を付けると、画像サイズがどのようなものであっても仕上がりサイズに拡縮して表紙に貼り込みます。なお、制作において図版は実寸で作成することを推奨します (#1534)
  • 小さな囲み要素 (//note, //memo, //tip, //info, //warning, //important, //caution, //notice) の中で、//image などのブロック命令を含めたり、および箇条書きを入れたりできるようになりました。拡張で類似のことを利用したいときには、defminicolumn で定義します (#1558, #1562)
  • 箇条書きの入れ子を指示する命令として //beginchild, //endchild という1行命令を追加しました。箇条書きの子にしたいものを //beginchild//endchild で囲むと、前に位置する箇条書きの子要素になります。この機能は実験的です。今後のバージョンで挙動を変えたり廃止したりする可能性があります (#1497)

非互換の変更

  • review-jlreq.cls における hiddenfolio の配置を、jlreqtrimmarkssetup を使って実装するように変更しました。以前のバージョンとは位置や表示に若干の違いがあります (#1397)
  • chapterlink パラメータのデフォルト値を true (有効) にしました。これが有効になっているときには、Web、EPUB での章・項の参照や、図表・リスト・式・参考文献の参照などがハイパーリンク化されます。TeX PDF においては media=ebook のときのみ、章・項・参考文献の参照がハイパーリンク化されます (#1529)

バグ修正

  • PDFMaker: 同名で拡張子違いの図版ファイルがあるときに、位置がずれる問題を修正しました。extractbb コマンドは明示的に呼び出されなくなります (#1483)
  • PDFMaker: 著者名 (aut) パラメータが空のときにエラーになる問題を修正しました (#1517)
  • PDFMaker: //indepimage 命令で画像が存在せず、かつ ID に TeX のエスケープ対象となる文字を含んでいるとエラーが起きる問題を修正しました (#1527)
  • PDFMaker: bookttilenameaut パラメータに TeX のエスケープ対象となる文字を入れると PDF メタ情報がおかしくなる問題を修正しました (media=ebook のときのみ) (#1533)
  • WebMaker: HTML テンプレートで nil が入ってしまうのを修正しました (#1545)
  • PDFMaker: 章番号を非表示にするとエラーで失敗するのを修正しました (#1559)
  • MarkdownBuilder: note 等の中の段落を改行区切りではなく空行区切りにしました (#1572)

機能強化

  • 図表などのアイテムでエラーが発生したときの表示を詳細にしました (#1523)
  • PDFMaker: @<hd> 命令で展開した項・段について、media=ebook のときにはハイパーリンクになるようにしました (#1530)
  • HTMLBuilder および IDGXMLBuilder において、文字列のエスケープを従来の cgi/util の代わりにより高速な cgi/escape が利用できるときにはそれを利用するようにしました。また、ReVIEW::HTMLUtils.escape も書き換えられました (#1536)
  • @<icon> 命令の利用時に ID の重複の警告が出るのを抑制しました (#1541)
  • 不正なエンコーディングのファイルを受け取ったときに妥当なエラー表示をするようにしました (#1544)
  • IndexBuilder を導入しました。これまで図表等の番号の管理および参照はその都度対象ファイルを解析する方法でしたが、IndexBuilder はプロジェクト全体を走査し、以降の各ビルダのために番号を提供します。review-ext.rb でブロック命令やインライン命令を追加していた場合、IndexBuilder クラス (またはその基底クラスである Builder クラス) にも追加が必要です (#1384, #1552)
  • ID やラベルに以下の文字または空白文字が含まれていると、TeX のコンパイルあるいは生成される EPUB においてエラーが発生するため、これらの文字が含まれているときには警告を出すようにしました (#1393, #1574)
#%\{}[]~/$'"|*?&<>`

ドキュメント

  • format.ja.md と format.md のタイプミスを修正しました (#1528)
  • makeindex.ja.md のサンプル結果の誤りを修正しました (#1584)

その他

  • Rubocop 0.92.0 に対応しました (#1511, #1569, #1573)
  • Re:VIEW::Compiler 内の @strategy は実際はビルダなので、@builder という名前に変更しました (#1520)
  • Rubocop-performance 1.7.1 に対応しました (#1521)
  • syntax-book サンプルドキュメントの Gemfile を更新しました (#1522)
  • ImageMagick における GhostScript の呼び出しが非推奨となったため、テストを除去しました (#1526)
  • 一部のテストユニットの不要な標準エラー出力を抑制しました (#1538)
  • Compilable モジュールの代わりに、Chapter および Part のスーパークラスとなる BookUnit 抽象クラスを導入しました (#1543)
  • ReVIEW::Book::Base.load をやめ、ReVIEW::Book::Base.load または ReVIEW::Book::Base.new を使うようにしました。ReVIEW::Book::Base.load:config オプションを加えました (#1548, #1563)
  • 内部のパラメータの汎用構成のために ReVIEW::Configure.create コンストラクタを導入しました (#1549)
  • WebMaker: 使われていない clean_mathdir メソッドを削除しました (#1550)
  • catalog.yml の解析を ReVIEW::Book::Base.new の中で最初に実行するようにしました (#1551)
  • ファイルの書き出しで可能なところは File.write を使うようにしました (#1560)
  • Builder クラスの builder_init メソッドを削除し、initialize を使うようにしました (#1564)

コントリビューターのみなさん

Version 4.2.0

新機能

  • 図・表・リスト・式のキャプションの位置を内容の上側・下側どちらにするかを指定する caption_position パラメータを追加しました。caption_position の下位パラメータとして imagetablelistequation のパラメータがあり、値として top (上側) または bottom (下側) を指定します。デフォルトは image のみ bottom、ほかは top です (#1320)

非互換の変更

  • review-vol を再構成しました。部の処理や見出し内のインライン命令の処理を正しました。表示形式をわかりやすい形に変更しました。部を指定したときに部のボリュームではなく、部ファイル単体のボリュームを返すようにしました。-P, --directory オプションは廃止しました (#1485)
  • review-index を再構成しました。オプション名を大幅に変更しています。行数・文字数は -d オプションを指定したときのみ表示するようにしました。また、ファイルの行数・文字数ではなく、PLAINTEXTBuilder を利用して、変換結果に近い行数・文字数を返すようにしました (review-vol よりも正確です)。特定の章は -y オプションで複数指定できるようにしました (#1485)

バグ修正

  • 重複する @non_parsed_commands 宣言を削除しました (#1499)
  • WebMaker、TextMaker で数式画像が作成されない問題を修正しました (#1501)

機能強化

  • imgmath での数式画像の作成処理を最適化し、高速化しました (#1488)
  • デフォルト以外の固有の YAML 設定を PDFMaker に引き渡したいときのために、layouts/config-local.tex.erb ファイルが存在すればそれを評価・読み込みするようにしました (#1505)

その他

  • GitHub Actions を eregon/use-ruby-action から ruby/setup-ruby に切り替えました (#1490)
  • テストの際、samples フォルダ内にあるビルド成果物を無視するようにしました (#1504)

Version 4.1.0

新機能

  • 表のセル区切りの文字を table_row_separator パラメータで変更できるようにしました。指定可能な値は tabs (1個以上のタブ、デフォルト)、singletab (1文字のタブ文字区切り)、spaces (1文字以上のスペースまたはタブ文字の区切り)、 verticalbar ("0個以上の空白 | 0個以上の空白" の区切り) です (#1420)
  • PDFMaker, EPUBMaker, WEBMaker, TEXTMaker, IDGXMLMaker: 全ファイルでなく変換対象ファイルを指定するための -y(または--only)オプションを追加しました (#1428, #1467)
  • config.yml のコメント行を含めないようにする --without-config-comment オプションを review-init に追加しました (#1453)
  • PDFMaker: pdfmaker セクションに use_original_image_size パラメータを新設しました。デフォルトでは //image, //indepimage, //imgtable で挿入する画像において、metrics の指定がないときには版面の横幅に合うよう拡縮しますが、use_original_image_size パラメータを true に設定すると、拡縮なしで原寸のまま配置します (#1461)

非互換の変更

  • PDFMaker: config.yml の image_scale2width パラメータを、直下から pdfmaker セクションの下に属するように変更しました (#1462)

バグ修正

  • PDFMaker: Re:VIEW 3 系のプロジェクトとの後方互換処理の誤りを修正しました (#1414)
  • PDFMaker: review-jlreq を LuaLaTeX でコンパイルしたときのエラーを修正しました (#1416)
  • PDFMaker: 索引が目次に含まれない問題を修正しました (#1418)
  • RSTBuilder: メソッドの引数の誤りで変換に失敗する問題を修正しました (#1426)
  • IDGXMLBuilder: 表に関する警告を出すときの誤りを修正しました (#1427)
  • IDGXMLMaker: フィルタプログラムにエラーが発生したときの処理の誤りを修正しました (#1429)
  • PDFMaker: media=ebook のときに、見出し等に @<code>@<tt> のようなコード書体の命令を使うとビルドに失敗する問題を修正しました (#1432, #1465)
  • PDFMaker: MeCab がインストールされていないときにエラーになるのを警告に変更しました (#1445)
  • IDGXMLBuilder: //imgtable が正しく動作しなかったのを修正しました (#1448)
  • PDFMaker: 索引が1つも登録されていない状態で makeindex を有効にするとエラーになるのを修正しました (#1467)
  • PDFMaker: 説明箇条書き (:) の見出しに脚注を入れると消えてしまうのを修正しました (#1476)
  • review-index: @<w> が見出しに使われているときにエラーになるのを修正しました (#1484)

機能強化

  • PDFMaker: 問題報告の解析に役立つよう、提供する cls、sty ファイルについてバージョンを付けるようにしました (#1163)
  • Dockerfile を更新しました (#1412)
  • IDGXMLMaker: フィルタプログラムの標準エラー出力を警告扱いで出力するようにしました (#1443)
  • .gitignore ファイルに 〜-idgxml フォルダ を追加しました (#1448)
  • //source 命令は全ビルダでオプションを省略できるようになりました (#1447)
  • Ruby 2.7 をテスト対象に加えました (#1468)
  • word_files パラメータは配列で複数の単語 CSV ファイルを受け付けるようになりました (#1469)
  • EPUBMaker: 見出しが1つもない .re ファイルについて警告を出すようにしました。EPUB においてはファイル内に見出しが必ず1つは必要です。見出しを入れたくないときには、=[notoc] (目次に入れない) や =[nodisp] (目次に入れず表示もしない) を使用してください (#1474)

ドキュメント

  • 奥付に関係する contact (連絡先)および colophon_order (項目の掲載順序)についてのドキュメントを設定ファイルサンプル config.yml.sample に追加しました (#1425)
  • quickstart.ja.md, quickstart.md を Re:VIEW 4 の内容に更新しました (#1442)
  • サンプル syntax-book を更新しました (#1448, #1449)
  • README.md を更新しました (#1455, #1458)
  • 図版のビルダ固有オプション :: の記法を format.ja.md, format.md に記載しました (#1421)

その他

  • Rubocop 0.78.0 の指摘に対応しました (#1424, #1430)
  • LaTeX の実行環境がある場合、PDF のビルドテストをより厳密に実行するようにしました (#1433)
  • ビルドテストを Travis CI から GitHub Actions に切り替えました (#1431, #1436, #1437)
  • IDGXMLBuilder のコードリストの処理をリファクタリングしました (#1438, #1439)
  • サンプル syntax-book に入っていた review-ext.rb はもう不要なので削除しました (#1446)
  • IDGXMLMaker, TextMaker のテストを追加しました (#1448)
  • Index 関連の処理をリファクタリングしました (#1456, #1457, #1459)
  • jsclasses パッケージを 2020/02/02 バージョンに更新しました (#1478)

コントリビューターのみなさん

Version 4.0.0

新機能

  • IDGXML ファイルをまとめて生成する、review-idgxmlmaker を導入しました (#1337)
  • review-textmaker は、imgmath パラメータが有効になっている場合に、数式を画像化するようになりました (#1338)
  • review-init に -w オプションを指定することで、Web ブラウザ上で TeX のレイアウトができるウィザードモードを用意しました。なお、この機能は実験的であり、将来別のものに置き換える可能性もあります (#1403)
  • 実験的実装として、複数行から段落を結合する際に、前後の文字の種類に基づいて空白文字の挿入を行う機能を追加しました。この機能を利用するには、unicode-eaw gem をインストールした上で、config.yml に join_lines_by_lang: true を追加してください (#1362)

非互換の変更

  • 通常の利用では使われることがないので、review-init の実行時に空の layouts フォルダを作成するのをやめました (#1340)
  • PDFMaker: @<code>@<tt>@<tti>@<ttb> で空白文字が消えてしまう問題を修正しました。および利便性のために、文字列が版面からあふれるときに途中で改行するようにもしました (#1348)
  • //texequation//embed//graph はもともとインライン命令を許容しないので、内容のエスケープもしないようにしました。また、末尾に余計な空行が加わるのも防ぐようにしました (#1371, #1374)
  • PDFMaker: コラム内での使用を考えて、表の配置のデフォルトを htp (指定位置→ページ上→独立ページの順に試行) から H (絶対に指定位置) にしました (review-style.sty の \floatplacement{table} の値) #1385
  • PDFMaker: コードリスト内では和文欧文間の空きを 1/4 文字ではなく 0 にするようにしました (#1401)
  • config.yml の目次を制御する toc パラメータの値は、これまで null (false、目次は作らない) でしたが、一般的な利用方法を鑑みて、デフォルトを true (目次を作る) に切り替えました (#1405)

バグ修正

  • review-jlreq がタイプミスのために一部の jlreq.cls バージョンで正しく動作しないのを修正しました (#1350)
  • re ファイルが改行コード CR で記述されたときに不正な結果になるのを修正しました (#1341)
  • PDFMaker: review-jlreq において //cmd のブロックがページをまたいだときに文字色が黒になって見えなくなってしまうのを修正しました (#1363)
  • PDFMaker: @<column> で「コラム」ラベルが重複して出力されるのを修正しました (#1367)
  • PDFMaker: gentombow.sty と jsbook.cls は review-jsbook の場合のみコピーするようにしました (#1381)
  • PDFMaker: LuaLaTeX で review-jlreq を使ったときに壊れた PDFDocumentInformation ができる問題を修正しました (#1392)
  • PDFMaker: review-jlreq で偶数ページに隠しノンブルが入らなかったのを修正しました (#1395)

機能強化

  • IDGXML ビルダで @<em> および @<strong> をサポートしました (#1353)
  • PDFMaker: コードブロックの各行の処理を code_line, code_line_num のメソッドに切り出しました (#1368)
  • PDFMaker: デフォルトのコンパイルオプションに -halt-on-error を追加しました。TeX のコンパイルエラーが発生したときに即終了することで問題が把握しやすくなります (#1378)
  • PDFMaker: コラム内に脚注 (@<fn>) があるときの挙動がコラムの実装手段によって異なり、番号がずれるなどの問題を起こすことがあるため、脚注の文章 (//footnote) はコラムの後に置くことを推奨します。コラム内に脚注文章が存在する場合は警告するようにしました (#1379)
  • YAML ファイルのエラーチェックを強化しました (#1386)
  • Logger での表示時に標準の progname を使うようにしました (#1388)
  • PDFMaker: 電子版の作成時に、表紙のページ番号を偶数とし、名前を「cover」にするようにしました (#1402)
  • PDFMaker: generate_pdf メソッドのリファクタリングを行いました (#1404)
  • プロジェクトの新規作成時に登録除外ファイル一覧の .gitignore ファイルを置くようにしました (#1407)

ドキュメント

  • sample-book の README.md を更新しました (#1354)
  • review-jsbook の README.md に jsbook.cls のオプションの説明を追加しました (#1365)

その他

  • メソッド引数のコーディングルールを統一しました (#1360)
  • Catalog#{chaps,parts,predef,postdef,appendix} は String ではなく Array を返すようにしました (#1372)
  • YAML ファイルの読み込みに safe_load を使うようにしました (#1375)
  • table メソッドをリファクタリングし、ビルダ個々の処理を簡略化しました (#1356)
  • XXX_headerXXX_body まわりをリファクタリングしました (#1359)
  • Builder#highlight? メソッドを HTMLBuilder 以外でも利用できるようにしました (#1373)
  • mkchap* と mkpart* まわりをリファクタリングしました (#1383)
  • Travis CI で rubygems を更新しないようにしました (#1389)
  • Index まわりをリファクタリングしました (#1390)
  • samples フォルダのサンプルドキュメントに review-jlreq のための設定を追加しました (#1391)
  • 用語リストは : の前にスペースを入れることを強く推奨するようにしました。スペースがない場合、警告されます (#1398)

コントリビューターのみなさん

Version 3.2.0

非互換の変更

  • PDFMaker: //image 命令などで画像を配置するときに \includegraphics ではなく、それを抽象化した \reviewincludegraphics を使うようにしました (#1318)

バグ修正

  • 別の章の図表やリストを参照する際に章が存在しないとき、内部エラーではなく標準のキーエラーを返すようにしました (#1284)
  • review-compile のエラーメッセージで提示する値の誤りを修正しました (#1286)
  • PDFMaker: review-jsbook において、serial_pagination=true を設定しているとき、PDF のページ番号のメタ情報がおかしくなるのを修正しました (#1288)
  • notoc, nodisp, nonum を含む見出しを @<hd> で参照したときに番号が付いてしまうこと、およびその後の見出しの番号がおかしくなることを修正しました (#1294)
  • PDFMaker: jlreq.cls 0401 版利用時に review-jlreq.cls でエラーが出るのを修正しました (#1298)
  • EPUBMaker: EPUB2 の生成に失敗するのを修正しました (#1301)
  • EPUBMaker: Windows で一時フォルダの削除にときどき失敗する現象に対処しました (#1011)
  • PDFMaker: @<bou> をサポートしました (#1220)
  • PDFMaker: jlreq.cls の古いバージョンでも動くように対処しました (#1317)

機能強化

  • CHAPS: が空のときのテストを追加しました (#1275)
  • PDFMaker: 安全のため、reviewtt などのインライン書体命令を RobustCommand マクロで定義するようにしました (#1280)
  • EPUBMaker: デバッグモードで実行する --debug オプションを追加しました (#1281)
  • review-epub2html: 脚注をインラインで表現する --inline-footnote オプションを追加しました (#1283)
  • EPUBMaker: iBooks 向けに、EPUB3 においても表紙画像のメタデータを入れるようにしました (#1293)
  • PDFMaker: review-jsbook および review-jlreq において、コードリストや数式のキャプションの直後に改ページされる現象を程度抑制するようにしました (#1299)
  • rubocop 0.67.2 に基づいてコードを整形しました (#1297)
  • EPUB 作成のテストを追加しました (#1300)
  • テスト対象の Ruby バージョンを 2.4.6, 2.5.5, 2.6.3 としました (#1303)
  • YAMLLoader のコードを改良しました (#1304)
  • * の箇条書きで、** から始めたり、* のあとに *** を使ったりといった不正なレベル指定をエラーにしました (#1313)
  • ReVIEW::Location クラスを分離しました (#1308)
  • 箇条書きや文献リストで複数行の英単語が連結されてしまうのを回避しました (ただし PDFMaker のみ) (#1312)
  • 空の表があったときにエラーを出すようにしました (#1325)
  • いくつかのテスト対象を追加しました (#1327, #1328)
  • MARKDOWNBuilder: //listnumに対応しました (#1336)

ドキュメント

  • 見出しのレベルの説明の誤りを修正しました (#1309)

その他

  • もう使われていない ReVIEW::Preprocessor::Strip を削除しました (#1305)

コントリビューターのみなさん

Version 3.1.0

非互換の変更

  • PDFMaker: 図版のキャプションとして \reviewimagecaption マクロを導入しました (#1254)。Re:VIEW 3 を使っているプロジェクトでは、review-update コマンドを実行して review-base.sty ファイルを更新することを推奨します。
  • review-preproc コマンドから、文書化されておらず正しく動作しない --strip オプションを除去しました (#1257)

バグ修正

  • PDFMaker: 部の中の節番号が前の章の節番号を継続してしまう問題を修正しました (#1225,#1226)
  • samples 内で gentombow.sty ファイルのコピーが正しくできていないのを修正しました (#1229)
  • PDFMaker: review-jsbook 利用時、numer_of_lines ドキュメントオプションで指定した行数より1行減ってしまうのを修正しました (#1235)
  • PDFMaker: review-jlreq が LuaLaTeX で動作するように修正しました (#1243)
  • EPUBMaker: 部があるときに目次の階層がおかしくなる問題を修正しました (#1262)
  • //comment の内容が正しくエスケープされないことがある問題を修正しました (#1264)
  • PDFMaker: 奥付の左列が長いときにあふれるのを修正しました (#1252)
  • CHAPS: が空のときにエラーになるのを修正しました (#1273)

機能強化

  • PDFMaker: 数式表現の拡張としてよく使われる amssymb, amsthm, bm パッケージを標準で読み込むようにしました (#1224)
  • HTMLBuilder: emlist, listnum 命令の挙動をほかのコードリスト命令に合わせ、highlight メソッドを必ず経由するようにしました (#1231)
  • EPUBMaker: 脚注から本文に戻るリンクを表現できるようにしました (#1233)。epubmaker パラメータの back_footnote サブパラメータを true にすると利用できます。
  • PDFMaker: ダミーの行を作成する \makelines マクロを追加しました (#1240)
  • #@warn 命令を正しく実装しました (#1258)
  • #@mapfile 命令に re 拡張子のファイルが指定されたときにはタブなどを整形せずそのまま取り込むようにしました (#1247)
  • Ruby 2.6 をテスト対象にしました (#1242)
  • PDFMaker: review-jlreq で zw を使っている箇所を \zw に置き換えました。コラム内の段落は字下げするようにしました (#1250)
  • PDFMaker: #1254 で導入した \reviewimagecaption が定義されていないときにはデフォルトのマクロを提供するようにしました (#1267)

ドキュメント

  • README.md: jsbook.cls のファイル名が誤っていたのを修正しました (#1239)
  • config.yml.sample に back_footnote の説明を追加し、その他いくつかドキュメントに些末な更新を行いました (#1268)

コントリビューターのみなさん

Version 3.0.0

バグ修正

  • PDFMaker: review-jsbook の外部ファイル読み込みを調整しました (#1217)

コントリビューターのみなさん

Version 3.0.0 release candidate

非互換の変更

  • PDFMaker: review-jsbook の見出しの文字サイズを、オリジナルの jsbook に準拠しました (#1152)
  • PDFMaker: review-jsbook において、3.0.0 preview 4 までの Q,W,L,H で指定する方法をやめ、fontsize などの単位付きパラメータを使うようにしました。3.0.0 preview 3 〜 3.0.0 preview 4 で作成したプロジェクトに対しては、review-update コマンドで新しいパラメータに移行できます (#1151,#1201)

バグ修正

  • PDFMaker: review-jsbook クラスファイルで hiddenfolio パラメータと tombopaper パラメータを同時に使用すると hiddenfolio パラメータが無視される問題を修正しました (#1158)
  • PDFMaker: review-jsbook クラスファイルで paperwidth, paperheight パラメータが効かない問題を修正しました (#1171)
  • review-update で sty フォルダの更新が無視されることがあるのを修正しました (#1183)
  • PDFMaker: review-jlreq クラスファイルで serial_pagination および startpage が動作していなかったのを修正しました (#1204)

機能強化

  • PDFMaker: review-jsbook において、fontsize パラメータで標準の文字サイズ、baselineskip パラメータで標準の行の高さを pt や Q、mm などの単位付きで指定できるようにしました (#1151)
  • PDFMaker: 何らかの事情でオリジナルの jsbook.cls クラスファイルを使い続けたいユーザー向けに、review-jsbook セットのスタイルファイルを流用可能にしました (#1177)
  • PDFMaker: ユーザーが任意のスタイルや //embed 命令で利用できるよう、review-jsbook および review-jlreq に空ページを作成する \oneblankpage、必要に応じて改ページすることで次のページが必ず偶数ページになるようにする \clearoddpage のマクロを追加しました (#1175,#1182)
  • PDFMaker: review-jsbook および review-jlreq クラスファイルのドキュメントオプションパラメータに、生成 PDF の種類を指定する media を追加しました。3.0.0 preview3 で導入した cameraready パラメータと同じ意味です(どちらを使ってもかまいません)(#1181)
  • PDFMaker: 部の中で節などの下位見出しを利用できるようになりました (#1195)
  • PDFMaker: 部があるときには \reviewusepart というマクロを定義するようにしました (#1199)
  • review-init が生成する config.yml ファイルで、texdocumentclass パラメータをコメントアウトされた状態ではなく明示指定するようにしました (#1202)
  • PDFMaker: //tsize 命令で幅が明示指定されている場合には、表中の改行(@<br>)を \newline マクロで表現するようにしました (#1206)
  • PDFMaker: TeX における表の列幅の表現として、L{幅}(左寄せ・均等配置なし), C{幅}(中央寄せ), R{幅}(右寄せ) を利用できるようにしました (#1208)
  • PDFMaker: バージョン間の実装差異を避けるため、スナップショットの jsbook.cls (2018/06/23) および gentombow.sty (2018/08/30 v0.9j) を sty フォルダにコピーしてそれを利用するようにしました (#1210)

ドキュメント

  • IDGXML のドキュメント format_idg.ja.md を更新しました (#1188)
  • クイックスタートガイド quickstart.ja.md に review-update について説明を追加しました (#1189)
  • サンプル設定ファイル config.yml.sample のコメント類を更新しました (#1190)
  • PDFMaker のドキュメント pdfmaker.ja.md を更新しました (#1191)
  • 縦書きについてのドキュメント writing_vertical.ja.md を更新しました (#1198)
  • review-jsbook のドキュメントを更新しました (#1203)
  • review-jlreq のドキュメントを更新しました (#1204)

コントリビューターのみなさん

Version 3.0.0 preview 4

新機能

  • 旧バージョンのプロジェクトを新しいバージョンに合わせたものに更新する review-update コマンドを導入しました (#1144)
  • 式を表す //texequation に ID の指定による採番およびキャプションを付けられるようにし、@<eq> 命令でその参照もできるようにしました (#1167)

非互換の変更

  • IDGXMLBuilder、PlaintextBuilder、TextBuilder において @<chapref> の展開結果を独自に作成していたのを止め、ほかのビルダと同様に chapter_quote のロケール文字列を使うようにしました (#1160)

バグ修正

  • samples フォルダ内のサンプル集は preview3 でそのままでは PDF を生成できませんでしたが、rake pdf だけで動作するように修正しました (#1156)

機能強化

  • PDFMaker: review-jlreq.cls クラスファイルでも hiddenfolio パラメータを利用できるようにしました (#1147)
  • EPUBMaker/WEBMaker: imgmath 機能を有効にしたときに、各 //texequation に対してフォントサイズを明示して渡すようにしました (#1146)

Version 3.0.0 preview 3

新機能

  • PDFMaker: これまでの jsbook.cls クラスファイルをそのまま使用する方法に代わり、紙・電子双方の書籍制作に適するよう拡張した review-jsbook.cls (jsbook.cls 基盤、デフォルト)、および review-jlreq.cls (jlreq.cls 基盤) を導入しました (#1032,#1117)
  • EPUBMaker/WEBMaker: @<m>//texequation で入れた数式を画像化する imgmath 機能を追加しました (#868,#1138)

非互換の変更

  • PDFMaker: 前付の開始を宣言する LaTeX 命令 \frontmatter を、大扉(titlepage)の後ろから大扉の前に移動しました (#1128)
  • PDFMaker: coverimage の表紙の貼り付けは、実寸で中央に配置されるようになりました (#1064,#1117)

バグ修正

  • PDFMaker: cover パラメータの扱いの誤りを修正しました (#1116)
  • PDFMaker: 新しいクラスファイルで、preview 2 で発生していた紙面の偏りを修正しました (#1090,#1117)

機能強化

  • PDFMaker: LaTeX に渡す config.yml の設定パラメータを増やしました (#1121)
  • PDFMaker: LaTeX 命令 \begin{document} の直後に実行されるフックマクロ \reviewbegindocumenthook\end{document} の直前に実行されるフックマクロ \reviewenddocumenthook を追加しました (#1111)
  • PDFMaker: 新しいクラスファイルでは版面設計をドキュメントオプションで指定するようになったため、geometry.sty は不要になりました (#912)
  • PDFMaker: 新しいクラスファイルで、大扉からの通しノンブルをサポートしました (#1129)
  • review-init コマンドにネットワークダウンロードの機能を追加しました。-p オプションで zip ファイルの URL を指定すると、生成したプロジェクトフォルダに zip ファイルを展開して上書きします (#812)
  • PDFMaker: デジタルトンボや隠しノンブルを表現するために外部 TeX パッケージの gentombow パッケージを取り込み、プロジェクトフォルダの sty フォルダにコピーするようにしました (#1136)

ドキュメント

  • Kindle 用の電子書籍ファイルを作る方法を doc/customize_epub.ja.md に追記しました (#1114)
  • サンプルファイルなどにある PDFMaker のデフォルトのドキュメントオプションの例示を新しいクラスファイルに合わせました (#1115)
  • review-init コマンドで展開されるファイルなど、扱いが明示されていなかったファイルについてライセンスを明記しました (#1093,#1112)
  • 数式を画像化する imgmath について、doc/format.ja.md に追記しました (#868)

コントリビューターのみなさん

Version 3.0.0 preview 2

新機能

  • CSS 組版向けに EPUB ファイルを単一 HTML ファイルに変換する review-epub2html コマンドを追加しました (#1098)

非互換の変更

  • PDFMaker: texcommanddvicommandmakeindex_command に空白文字入りのパスを指定できるようにしました。これに伴い、これらのパラメータはコマンドオプションを取ることはできなくなりました。コマンドオプションは本来の texoptionsdvioptionsmakeindex_options のパラメータに指定してください (#1091)
  • PDFMaker: book.re というファイルで生じるビルドの失敗を修正しました。これまではベースファイルとして book.tex という名前のファイルを内部で作成していましたが、__REVIEW_BOOK__.tex という名前に変更しました (#1081)
  • PDFMaker: jsbook ベーススタイルにおいて、geometry を読み込まないようにしました (#912)
  • PDFMaker: jsbook ベーススタイルにおいて、ページ番号を見開きの左右に振るようにしました (#1032)
  • @<chapref>@<hd>@<column> 命令の展開文字列をビルダ間で統一するとともに、locale.yml ファイルで変更できるようにしました。@<chapref> はデフォルトでは 第1章「FOO」 のようになります(chapter_quotechapter_quote_without_number で変更可)。chapter_quote メッセージは2つの %s を取るようになりました。@<hd>「2.1 BAR」 のようになります(hd_quotehd_quote_without_number で変更可)。@<column>コラム「BAZ」 のようになります(column で変更可) (#886)

バグ修正

  • EPUBMaker: OPF ファイルの modified の時刻の表記を正しい UTC 値にしました (#1094)
  • contentdir パラメータでサブフォルダを使用しているときに、参考文献ファイルがそのフォルダから読まれない問題を修正しました (#1103)
  • PDFMaker: 索引辞書の読み込みなど、パラメータで指定したファイルのパスが解決されない問題を修正しました (#1086)
  • preview 1 でのフェンス記法内のエスケープの不具合を修正しました (#1083)
  • サンプル CSS 内の不要なタブ文字を除去しました (#1084)

機能強化

  • PDFMaker: tableとfigureでのフロート設定をマクロ \floatplacement で定義できるようにしました (#1095)
  • EPUBMaker: エラーと警告の出力に logger 機能を利用するようにしました (#1077)
  • PDFMaker: dvicommand パラメータが null の場合は、dvipdfmx などの変換コマンドを呼び出さないようにしました (#1065)

ドキュメント

  • サンプルドキュメントを samples フォルダに移動しました (#1073)
  • config.yml.sample に索引関連のフックおよびパラメータのコメントを追加しました (#1097)
  • quickstart.md のタイプミスを修正しました (#1079)

コントリビューターのみなさん

Version 3.0.0 preview 1

新機能

  • contentdir パラメータで、re ファイルをサブフォルダに配置してそのフォルダを指定できるようにしました (#920, #938)
  • //graph 命令 で PlantUML をサポートしました (#1006,#1008)
  • CSV 形式の単語ファイルから指定キーに対応する値を展開する、@<w> および @<wb> 命令を追加しました (#1007, #1010)
  • catalog.ymlにある*.reファイルが存在しない場合エラーになるようにしました (#957)
  • LATEXBuilder: LaTeX でルビを表現できるよう pxrubrica パッケージを読み込むようにしました (#655)
  • LATEXBuilder: 複数の LaTeX レイアウトファイルから選択できるようにしました (#812)
  • @<balloon>を標準サポートタグとしました (#829)
  • LATEXBuilder: @<uchar>でUnicode文字を直接出力できるようにしました (#1045)
  • RakefileのオプションでCONFIG_FILEを上書きできるようにしました (#1059)

非互換の変更

  • review_version の値が 3 以上のときには、LaTeX の @<m> によるインラインの数式の前後にスペース文字を入れないようにしました (#943)
  • HTML ビルダにおいて、//list, //listnum で識別子に基づくハイライト言語の自動検出をやめました (ハイライト言語は命令の 3 つめのオプションで指定してください) (#1016)
  • LATEXBuilder: layout.tex.erbを整理・再構成しました (#950)
  • LATEXBuilder: LaTeX のコードリストを reviewlistblock 環境で囲むようにしました (#916)
  • LATEXBuilder: LaTeX のコードリスト環境を jlisting から plistings パッケージに変更しました (#635)
  • LATEXBuilder: PDF生成時にリンクの枠線について、標準では消すようにしました (#808)
  • LATEXBuilder: インライン文字装飾の LaTeX への変換結果を\textbfではなく\reviewboldのように抽象化した名前にしました (#792)
  • LATEXBuilder: LaTeX の表紙 (coverパラメータ) と大扉 (titlepageパラメータ) は独立した設定となりました (#848)
  • review-preproc: --final オプションを削除しました (#993)
  • LATEXBuilder: キャプションブロックの出力についてreviewminicolumnを使わずreviewnote等を使うようにしました (#1046)

バグ修正

  • Ruby 2.3 以下で実行時のログ表示が冗長になるのを修正しました (#975)
  • Version 2.5.0 で削除した usepackage パラメータを、互換性のために戻しました (#1001)
  • HTMLBuilder: @<m>//texequation{...//}でのログ出力を抑制するようにしました (#1027)
  • LATEXBuilder: リストのキャプションが空の場合の出力を修正しました (#1040)
  • MeCabのロードパスを修正しました (#1063)

機能強化

  • Windows でも //graph 命令が動作するようにしました (#1008)
  • 画像ファイルやフォントファイルの拡張子が大文字・小文字どちらでも利用できるようにしました (#1002)
  • review-pdfmaker: pdfmakerで実行したコマンド情報を出力するようにしました (#962,#968)
  • IDGXMLBuilder: =[notoc]および=[nodisp]をサポートしました (#1022)
  • PDFMaker: psdファイルもコピーするようにしました (#879)
  • PDFMaker: config.ymlの texoptionsのデフォルト値を変更してLaTeX実行中に入力待ちにしないようにしました (#1029)
  • LATEXBuilder: LaTeXなどのログメッセージを正常時には出力しないようにしました (#1036)
  • MARKDOWNBuilder: サポートするコマンドを追加しました (#881)
  • image_finder.rb: シンボリックリンクされたディレクトリをサポートしました (#743)
  • Rakefileの依存関係にcatalog.ymlなどのファイルを追加しました (#1060)

ドキュメント

  • //graph 命令の各外部ツールについての説明を追加しました (#1008)
  • @<w>, @<wb> 命令の説明を追加しました (#1007)
  • LaTeX から生成する PDF の圧縮レベルオプション指定 (-z 9、最大圧縮) を config.yml のサンプルに記載しました (#935)

コントリビューターのみなさん

Version 2.5.0

新機能

  • プレインテキストを出力する review-textmaker コマンドを用意しました (#926)
  • LaTeX 向けに、図版の BoundingBox の採取手段を変更する pdfmaker/bbox パラメータを追加しました (#947)
  • 新機能:空行を入れる命令 //blankline を追加しました (#942)

非互換の変更

  • //include 命令は不完全でユーザーの混乱を招くため、削除しました (#887)
  • LaTeX において、見出しや図表キャプション内にある脚注は \footnotemark を暗黙に使うようにしました (#841)
  • EPUB および WebMaker の大扉では、印刷所 (prt) の代わりに出版社 (pbl) を記載するようにしました (#927)
  • PDFMaker における layout.tex.erb の usepackage パラメータは、texstyle パラメータに置き換えられました。書式も変更されているので、独自の layoute.tex.erb を使っている場合は書き換えが必要です (#908)

バグ修正

  • column の終了が正しく動作しないのを修正しました (#894)
  • @<hd> 命令の使用時に内部エラーが出ることがあるのを修正しました (#896)
  • LaTeX において、キャプションが空のときに空行が入ってしまうのを修正しました (#922)
  • //graph 命令内で gnuplot を使用したときにエラーが発生するのを修正しました (#931)
  • Windows で review コマンドがエラーになるのを修正しました (#940)
  • Windows で EPUB 生成時に一時作業ファイルの削除エラーが発生するのを修正しました (#946)

機能強化

  • //note などの囲み要素内で末尾に空行があるときに不要な空の段落が作成されるのを修正しました (#882)
  • @<chap> などで catalog.yml に存在しない ID を指定したときのエラーメッセージをわかりやすいものにしました (#891)
  • catalog.yml に UTF-8 BOM ヘッダがあっても正常に動作するようにしました (#899)
  • LaTeX の奥付の罫線の長さを固定幅ではなく紙面幅にしました (#907)
  • texstyle パラメータで配列による複数の TeX スタイルファイルの読み込みを許可するようにしました (#908)
  • 独自の Rakefile を利用するための lib/tasks フォルダを review-init コマンドで作成するようにしました (#921)
  • review-init コマンド実行時に、doc フォルダにドキュメントをコピーするようにしました (#918)
  • review コマンドのヘルプメッセージを追加しました (#933)
  • 存在しないあるいは壊れている YAML ファイルを読み込もうとしたときに妥当なエラーメッセージを出すようにしました (#958)
  • @<img>@<table> などのインライン命令で存在しない ID を指定したときのエラーメッセージをわかりやすいものに統一しました (#954)
  • catalog.yml に存在しないファイルをコンパイルしようとしたときのエラーメッセージをわかりやすいものにしました (#953)
  • LaTeX において、table, imgtable, image, indepimage から変換した TeX ソースコードにコメントで ID を記述するようにしました(\begin{reviewimage}%%sampleimg など)。フック処理での書き換えを簡易化するための修正であり、通常のLaTeX(PDF)の出力には影響ありませんが、独自のフック処理を使用していたプロジェクトでは修正が必要になるかもしれません (#937)

ドキュメント

  • 画像ファイルの拡張子の探索順序を文書化しました (#939)
  • review-textmaker の説明を追加しました (#944)

コントリビューターのみなさん

Version 2.4.0

新機能

  • エラーや警告の出力に Ruby 標準の Logger クラスを使うようにしました (#705)
  • EPUBMaker: 電子書籍ストアで拒絶されることの多い、大きなピクセル数の画像ファイルに対して警告を出すようにしました (#819)
  • LATEXBuilder: ページ参照のための @<pageref> 命令を追加しました (#836)
  • インライン命令で {} で引数を囲む代わりに | | あるいは $ $ で囲むことにより、} のエスケープが不要になる、フェンス記法を導入しました (#876)

非互換の変更

  • LATEXBuilder: 部番号のデフォルト表記をローマ数字にしました (#837)
  • EPUBMaker: 目次を冒頭ではなく前付の後に置くようにしました (#840)
  • imgmath 有効時に数式画像ファイルを書き出すフォルダを、images 直下ではなく images/_review_math としました (#856)
  • EPUBMaker: 大扉の有無を示す titlepage のデフォルトは null (無) から、PDFMaker と同様に true (有) になりました (#862)
  • EPUBMaker: テンプレートファイルの paramsconfig に置き換えました (#867)
  • 利用者がいないため、EWBBuilder を撤去しました (#828)

バグ修正

  • 見出しが空、あるいはコードブロック内等で誤認識される挙動を修正しました (#121)
  • TOPBuilder: //image で metric パラメータが無視されるのを修正しました。//indepimage で metric パラメータがないとエラーになるのを修正しました (#805)
  • 他章のコラム参照が動作していなかったのを修正しました (#817)
  • config.yml で date の値が空のときに実行時の日付が正しく入るようにしました (#824)
  • 前付・後付の図・表・リストのキャプションの見出しの前置文字列の定義の誤りを修正しました (#830)
  • WebMaker の書籍見出しに名前付きパラメータを与えたときの挙動を修正しました (#831)
  • フォントファイルが不足した一部の環境において、欧文が Type3 形式になってしまう問題を避けるため、lmodern スタイルファイルを読み込むようにしました (#843)
  • config.yml で / を含む見出しがおかしくなる問題を修正しました (#852)
  • PDFMaker において toclevel の値が正しい効果を表すように修正しました (#846)

機能強化

  • //indepimage{ 〜 //} によるブロック表記を許容するようになりました (#802)
  • //indepimage で画像ファイルが見つからないときに警告を出すようにしました (#803)
  • LATEXBuilder: //source はキャプション引数を許容するようになりました (#834)

ドキュメント

  • rake pdf には LaTeX 環境が必要なことを追記しました (#800)
  • README.md 内のリンクミスを修正しました (#815)
  • Re:VIEW の各命令の登場パターンを網羅するテストドキュメントを用意しました (#833)
  • config.yml の titlepage パラメータのコメントを修正しました (#847)
  • footnotetext の説明を修正しました (#872)

その他

  • rubocop 0.50.0 の指摘に基づき、コーディングルールを統一しました (#823)

コントリビューターのみなさん

Version 2.3.0

新機能

  • 連番がつかない表 //emtable を追加しました (#777) (#787)
  • EPUBMaker: 数式を画像にするオプション imgmath を追加しました (#773) (#774)
  • HTMLBuilder: 数式を画像にできるようにしました (#774)

バグ修正

  • LATEXBuilder: appendix内でのキャプションの章番号を修正しました (#766)
  • //imgtableを使った際、表の連番カウントがずれる問題を修正しました (#782)
  • 用語リストの直後に箇条書きを使った場合の不具合を修正しました (#794)(#795)

機能強化

  • doc/config.yml.sampleのbackcoverの説明を修正しました (#765)(#767)
  • 部(part)ファイル内で見出しや図表リストへの参照の接頭辞を修正しました (#779)
  • LATEXBuilder: LaTeX内で使用できる画像フォーマットの設定を修正しました (#785)

ドキュメント

  • //embed の説明を NEWS.ja.md にも追加しました
  • doc/NEWS.*をトップレベルに移動しました (#780)
  • 他の章の図表の参照方法を追記しました (#770) (#771)
  • //table記法の説明を修正しました (#776)
  • gitレポジトリのURLに https: ではなく git: を使うよう修正しました (#778)
  • ChangeLogをアーカイブしました。今後はgit logをお使いください (#784) (#788)

その他

  • .rubocop.yml の警告を抑制しました

コントリビューターのみなさん

Version 2.2.0

新機能

  • PDFMaker: 索引@<idx>, @<hidx>をサポートしました (#261,#660,#669,#740)
  • RSTBuilder を追加しました (#733,#738)
  • 直接埋め込み用の //embed{...//}@<embed>{...} を追加しました (#730,#751,#757,#758)
  • HTMLBuilder, IDGXMLBuilder, LATEXBuilder: //listnum//emlistnum で使える //firstlinenum コマンドを追加しました(#685,#688)
  • review-compile: --nolfinxml は不要になりました (#683,#708)
  • HTMLBuilder: 参照用インライン (@<img>, @<table>, @<list>) を <span>で囲うようにしました. class属性は 'imgref', 'tableref', 'listref'です. (#696,#697)
  • HTMLBuilder: コードハイライト用ライブラリとしてRougeをサポートするようにしました (#684,#710,#711)

非互換の変更

  • LATEXBuilder: //sourceの生成するマクロを修正しました (#681)
  • インライン内でのエスケープのルールのバグを修正しました (#731)
    • \} -> }
    • \\ -> \
    • \x -> \x (x != \かつx != }の場合)

バグ修正

  • draftモードでのコメント機能を整理しました (#360,#717)
  • i18n機能の引数の数が想定と異なっている場合の挙動を修正しました (#667,#723)
  • support builder option for //tsize and //latextsize (#716,#719,#720)
  • html, idgxml, markdownでのul_item() メソッドを削除しました. (#726,#727)
  • PDFMaker: 設定ファイルのimagedirの値を反映するようにしました (#756,#759)
  • HTMLBuilder, LATEXBuilder, IDGXMLBuilder: コラム内での引数のインラインを処理するようにしました
  • review-init: エンコーディングを正しく指定するようにしました. (#761)
  • EPUBMaker, PDFMaker: PDFとEPUBのsubtitleを修正しました (#742,#745,#747)
  • TOPBuilder: @<list>のリンク切れを修正しました (#763)

機能強化

  • LATEXBuilder: jumoline.styを有効にしました
  • IDGXMLBuilder, HTMLBuilder: エラーや警告が生成された文書内に出力されないようにしました (#706,#753)
  • image_finder.rb: シンボリックリンクのディレクトリにも対応するようにしました (#743)
  • TOPBuilder: 見出しの処理を修正しました (#729)
  • 設定ファイルでのhistoryの日付をフリーフォーマットでも対応するようにしました (#693)
  • HTMLBuilder: リストのid属性を出力するようにしました (#724)
  • rubyzipがない場合、zipのテストをスキップするようにしました (#713,#714)
  • convertコマンドがない場合のテストを修正しました (#712,#718)
  • TOPBuilder: @<bib>//bibpaper に対応しました (#763)
  • TOPBuilder: [notoc][nodisp] に対応しました (#763)

ドキュメント

  • 索引用のドキュメント makeindex.(ja.)md を追加しました

その他

  • rubocopの設定を見直して警告の抑制をしました

コントリビューターのみなさん

Version 2.1.0 の主な変更点

新機能

  • review-init: Gemfileを生成するようにしました(#650)
  • HTMLBuilder: リスト内で言語別のclassを生成するようにしました(#666)
  • HTMLBuilder: image同様indepimageでも
    要素にid属性を追加しました
  • MD2INAOBuilder: 新builderとしてMD2INAOBuilderを追加しました (#671)
  • MARKDOWNBuilder, MD2INAOBuilder: ルビに対応しました (#671)
  • TEXTBuilder: @<hd>に対応しました(#648)
  • TOPBuilder: @<comment>{}に対応しました (#625, #627)

非互換の変更

バグ修正

  • review-validate: ブロックや表内でのコメントの挙動と、メッセージを修正しました
  • LATEXBuilder: config.ymlでrightsが空の場合に対応しました (#653)
  • LATEXBuilder: config.ymlとlocale.ymlの値のエスケープを修正しました (#642)
  • PDFMaker: AI, EPS, TIFFの画像に対応しました (#675)
  • PDFMaker: フックからフルパスを取得できるよう @basehookdir を追加しました (#662)
  • EPUBMaker: dc:identifierが空になってしまうバグを修正しました (#636)
  • EPUBMaker: coverファイルの拡張子がxhtmlになってしまうバグを修正しました (#618)
  • WEBMaker: リンクを修正しました (#645)
  • WEBMaker: 部がファイルでない場合のリンクを修正しました ([#639], #641)
  • I18n: format_number_headerので%pJの扱いを修正しました (#628)

機能強化

  • LATEXBuilder: pLaTeXでもpxjahyper packageを使うようにしました(#640)
  • LATEXBuilder: layout.tex.erbを改良しました(#617)
  • LATEXBuilder: locale.ymlで指定されたキーワードを使うようにしました (#629)
  • IDGXMLBuilder: コラムの埋め込み目次情報のXMLインストラクションを修正しました (#634)
  • IDGXMLBuilder: //emlistで空のcaptionができるバグを修正しました (#633)
  • Rakefile: preprocタスクを追加しました (#630)

ドキュメント

  • 「EPUBローカルルールへの対応方法」のドキュメントを英訳しました
  • 「review-preprocユーザガイド(preproc(.ja).md)」を追加しました (#632)
  • config.yml: cslの例を追加しました
  • config.yml: シンプルなサンプルファイル(config.yml.sample-simple)を追加しました (#626)

その他

  • templates/以下のテンプレートファイルのライセンスを他の文書内に取り込みやすくするため、MIT licenseにしました(#663)
  • rubocopの新しい警告を抑制しました

コントリビューターのみなさん

Version 2.0.0の主な変更点

新機能

  • デフォルトで ./config.yml を読み込むようにしました (#477, #479)
  • config.yml: review_version を追加しました(#276, #539, #545)
    • review_versionをnilにすると警告が表示されません (#592)
  • 実験的に縦書き機能をサポートしました (#563)
  • ヘッダ部分に[notoc][nodisp] を使えるようにしました (#506, #555)
  • @<column>@<hd> で他の章にあるコラムを参照可能にしました (#333, #476)
  • //imgtable コマンドを追加しました (#499)
  • 設定ファイルのショートカットキーを使えるようにしました (#540)
    • たとえば、epubmaker使用時に @config["epubmaker"]["foo"] の代わりに @config["foo"] が使えます
  • inherit を使って、複数の設定ファイルを読み込み可能にしました (#511, #528)
  • i18nのフォーマットを追加しました (#520)
  • rake でテストとrubocopを実行するようにしました (#587)
  • webmakerを追加しました (#498)
  • LATEXBuilder: image_scale2width オプションを追加しました (#543)
  • PDFMaker: platex から uplatex に移行しました (#541)
  • EPUBMaker: 電子協ガイドフォーマットをサポートしました (#251, #429)
  • EPUBMaker: direction をデフォルトの設定に追加しました (#508)
  • EPUBMaker: 書籍タイトルや著者の「読み」を追加しました (#507)
  • review-preproc: 拡張可能にました (#494)
  • HTMLBuilder: config.yml で epubmaker/externallink: false を設定すると、@<href> のハイパーリンクを無効にできるようにしました (#509, #544)
  • EPUBMaker: OPFにカスタムプレフィックスと <meta> 要素を追加しました (#513)
  • PDFMaker: 設定ファイルで history をサポートしました (#566)

非互換の変更

  • デフォルトのepubversionhtmlversion を更新しました (#542)
  • 'param' の後方互換性を廃止しました (#594)
  • config.ymlの'pygments:' を廃止しました (#604)
  • その他、後方互換性を廃止しました (#560)
    • layout.erb -> layout.html.erb
    • locale.yaml -> locale.yml
    • PageMetric.a5 -> PageMetric::A5
    • locale.yaml や layout.erb を使っているとエラーになります
    • prt発行所 ではなく 印刷所 になります. 発行所pbl です.(#562, #593)
  • appendix_format を廃止しました (#609)
  • inaobuilder を廃止しました (アップストリームで修正Markdownを使用することになったため) (#573)
  • 古い epubmaker を削除しました
  • review-compile: -a/--all オプションを廃止しました (#481)

バグ修正

  • HTMLのエスケープ処理漏れに対応しました (#589, #591)
  • review-epubmaker: すべての画像をコピーするように修正しました (#224)
  • [nonum] に関連するバグを修正しました (#301, #436, #506, #550, #554, #555)
  • IDGXMLBuilder: テーブルセルの幅における pt と mm の計算を修正しました (#558)
  • HTMLBuilder: //image[scale=XXX]width の代わりに class を使うようにして、epubcheckのテストを通るようにしました (#482, #372)

リファクタリング

  • EPUBmaker/PDFmakerで名前付きパラメータへを対応しました (#534)
  • ReVIEW::YAMLLoader を追加しました (#518)
  • いくつかのグローバル変数を削除しました (#240)
  • テストのwarningを無効にしました (#597)
  • いくつかのwarningに対応しました (circular require, unused variable, redefining methods, too many args) (#599, #601)
  • MakerHelper: class -> module (#582)
  • review-init: config.yml を doc/config.yml.sample から生成するようにしました (#580)
  • ReVIEW::Template にテンプレートエンジンを統合しました (#576)
    • HTMLBuilder: HTMLLayout を削除しました
    • LATEXBuilder: テンプレートでインスタンス変数を使うようにしました (#598)
    • LATEXBuilder: move lib/review/layout.tex.erb to templates/latex/ (#572)
  • config.yml.sample を更新しました (#579)
  • テストから1.8と1.9.3のコードを削除しました(Travis向け) (#577)
  • LaTeX のテンプレートを修正しました (#575)
  • ファイルを開くときに BOM|utf-8 フラグを使用するようにしました (#574)
  • review-preproc: default_external を UTF-8 に設定しました (#486)
  • デバッグ時の pdf と epub の build_path を修正しました (#564, #556)
  • EPUBMakerをリファクタリングしました (#533)
  • ruby-uuidの代わりにSecureRandom.uuidを使うようにしました (#497)
  • epubmaker, pdfmaker: system() の代わりに ReVIEW::Converter を使うようにしました (#493)
  • zipコマンドの代わりにRubyのZipライブラリを使うようにしました (#487)
  • review-index: TOCParser と TOCPrinter を洗練させました (#486)
  • 廃止済みのパラメータを削除して、デフォルト値を変更しました (#547)
  • サンプルファイル config.yml の名前を config.yml.* に変更しました (#538)
  • Hash#deep_merge を追加しました (#523)
  • LATEXBuilder: \Underline の代わりに \reviewunderline を使うようにしました (#408)
  • Configureクラスで 'name' の値を取得できるように name_ofnames_of メソッドを追加しました (#534)
  • EPUBMaker: colophon_order の場所を変更しました (#460)
  • TOCPrinter: IDGTOCPrinter を削除しました (#486)
  • Book#catalog=(catalog) と Catalog.new(obj) を追加しました (93691d0e2601eeb5715714b4fb92840bb3b3ff8b)
  • Chapter, Part: 遅延読み込みしないようにしました (#491)

ドキュメント

  • README: rdoc -> md (#610)
  • format.md, quickstart.md を更新しました
  • 縦書きとPDFMakerについて説明を追加しました
  • 英語版のドキュメントを修正しました (#588)

コードコントリビュータ

Version 1.7.2の主な変更点

バグ修正

  • latexbuilderで//listがhighlitingなしのときにキャプションが表示されなくなっていたのを修正しました (#465)
  • markdownbuilderでdefinition listを使うとエラーになるのを修正しました (#473)

Version 1.7.1の主な変更点

バグ修正

  • latexbuilderで//listnumのキャプションが2重に出力されるバグを修正しました (#465)
  • review-initで生成される雛形を元にEPUB3のファイルを作成するとepubcheck 4.0.1でエラーになるバグを修正しました (#456)

Version 1.7.0の主な変更点

全般

  • Rubocopの設定の追加とそれに伴うリファクタリングを実施しました
  • 内部の文字コードをUTF-8に統一しました (#399)
  • Dockerfileを追加しました

バグ修正

  • コードハイライト無効時に、htmlbuilderでlistnumおよびemlistnumにおいて行番号が表示されないバグを修正しました (#449)

ビルダーとメーカー

epubmaker

  • 綴じ方向を設定するdirectionパラメータをサポートしました (#435)

コードコントリビュータ

Version 1.6.0の主な変更点

全般

  • Ruby 1.8.7のサポートを終了しました
  • コードハイライトのデフォルト言語を設定できるようにしました (#403)
  • 見出し参照の際のクォートもI18nを使うようにしました (#420)
  • //source 記法でハイライトの設定と使用言語のオプションをサポートしました
  • 設定ファイルに toc を追加しました

バグ修正

  • @<hd> で子要素を指定できないバグを修正しました (#400)
  • プロジェクトのパスに空白スペースが含まれているときにEPUBが正しく生成されないバグを修正しました (#398)
  • @<img>などを付録で使ったときにappendix_format:alphaにしておいても図1.1のようになってしまうバグを修正しました (#405)
  • ハイライト時にリスト名が表示されないバグを修正しました (#418)
  • i18nの設定がうまくマージされないバグを修正しました (#423)
  • EPUBの表紙画像が厳密にマッチされないバグを修正しました (#417)
  • EPUBのバージョンが3のときに htmlversion が正しく設定されないバグを修正しました (#433)

コマンド

review-init

  • locale.ymlを生成するオプションを追加しました (#425)

ビルダーとメーカー

htmlbuilder

  • 章番号を span タグでマークアップしました (#415)

latexbuilder

  • config["conver"] をサポートしました

pdfmaker

  • EPUBMakerと同様のファイルの挿入機能をサポートしました

epubmaker

  • toc プロパティをconfig.ymlに追加しました (#413)

コードコントリビュータ

Version 1.5.0の主な変更点

注意

  • 後述するリストハイライト時の言語指定のため、//list//emlist等のリストブロック記法をreview-ext.rbで拡張している場合、既存のコードにエラーが出ることがあります。その場合、review-ext.rbを修正する必要があります(review-ext.rbを使っていない場合は影響はありません)。

全般

  • config.ymlに設定項目を追加しました。
  • @<hd>で付録の表記を正しく参照できるようにしました。
  • 浅いレベルのコラムを参照できない問題を修正しました。
  • i18n.ymlの項目を追加しました。
  • ReVIEW::Book::Base.load_defaultを廃止しました。
  • @<imgref>記法を追加しました。
  • サンプルのRakefileにpdf/epub/cleanタスクを追加しました。
  • ドキュメントのフォーマットをRDocからMarkdownに変更しました。
  • 「Re:VIEW Quick Start Guide」を追加しました。
  • @<hd>でidが一意なターゲットを指定するときに|を省略できるようにしました。
  • リストのハイライト表示のときに言語を指定できるようにしました。
  • 「Re:VIEW Format Guide」を追加しました。
  • ハイライトを使うときのconfig.ymlの設定名としてhighlightを追加しました。

コマンド

review-epubmaker

  • config.ymlのtocをサポートしました。

review-init

  • ディレクトリが存在しているときでも実行できる--forceオプションを追加しました。

review-vol

  • --yamlオプションを追加しました。

Builders and Makers

markdownbuilder

  • list_header()list_body()を追加しました。

htmlbuilder

  • HTMLBuilder#texequationのMathMLのエラーを修正しました。

idgxmlbuilder

  • @<ttb>indexタグを廃止しました。

latexbuilder

  • @<table>で他の章のテーブルを参照できるようにしました。
  • listings packageによるハイライトをサポートしました。

pdfmaker

  • LaTeXツールがないときにエラーを出すようにしました。
  • config.ymlのtoctitleをサポートしました。
  • すでにPDFファイルが存在しているときに削除するようにしました。
  • config.ymlのdvicommanddvioptionsをサポートしました。
  • config.ymlのtexoptionsをサポートしました。
  • sty/*.fdsty/*.clsを読み込むようにしました。
  • TeXの処理フックを追加しました。
  • LaTeXコマンドの失敗時に例外を上げて処理が止まるようにしました
  • 一部sedコマンドを利用していた部分を修正し依存しないようにしました。

epubmaker

  • MathMLのサポートを改善しました。
  • ダミーの<li>要素を見せないようにしました。
  • config.ymlにツリー構造を導入しました。
  • 国際化のリソースとしてEPUBMaker::Resourceの代わりにReVIEW::I18nが使われるようになりました。

コードコントリビュータ

  • akinomurasameさん
  • gfxさん
  • krororoさん
  • orangainさん

Version 1.4.0の主な変更点

全般

  • bib記法のIDを正規化しました。
  • POSTDEFファイルとcatalog.ymlのPOSTDEFセクションの挙動を合わせました。
  • catalog.ymlにAPPENDIXセクションを追加しました。
  • 暗黙的なprefaces, appendix, postscriptsの指定を削除しました。
  • コードとテストケースをリファクタリングしました。
  • README.rdocにInstallation, Resources, Linksの情報を追加しました。

コマンド

review-epubmaker

  • debugがtrueのときに、第一階層の一時ディレクトリを保持するようにしました。
  • cover_linearオプションをサポートしました。

review-catalog-converter

  • 従来のカタログファイルをcatalog.ymlに変換するコマンドを追加しました。

Builders and Makers

markdownbuilder

  • GitHub Flavored Markdownとの互換性を向上させました。
  • Headlineの前後にブランクを挿入しました。
  • tt記法を追加しました。
  • footnote記法を追加しました。
  • indepimage記法を追加しました。
  • 表示されていなかった画像のキャプションを表示するようにしました。

htmlbuilder

  • 画像ファイルが見つからないときに警告を出すようにしました。
  • レイアウトファイル名を'layout.erb'から'layout.html.erb'に変更しました。
  • emlist/emlistnum/cmdのキャプションをコンパイルするようにしました。
  • title記法をコンパイルするようにしました。

idgxmlbuilder

  • 画像ファイルが見つからないときに警告を出すようにしました。

latexbuilder

  • レイアウトファイル名を'review.tex.erb'から'layout.tex.erb'に変更しました。
  • 奥付用の項目として'contact'(連絡先)を追加しました。また、発行所と印刷所を両方併記するため、pblを「発行所」として追加し、prtを「印刷所」として両方を記述できるようにしました。 ただし、互換性のためにデフォルトではprtは「発行所」になっているため、i18n.ymlで設定を行う必要があります。

pdfmaker

  • ロケールファイルを使用できるようにしました。
  • colophon_orderオプションを追加しました。

epubmaker

  • EPUB3のときのカバーファイルにepub:type='cover'属性を追加しました。
  • 見出し含まれるHTMLの特殊文字をエスケープしました。

コードコントリビュータ

  • suzuki さん
  • vvakame さん
  • eiel さん

Version 1.3.0の主な変更点

全般

  • 従来のカタログファイルの代わりにcatalog.ymlを使用できるようにしました。
  • コラムを参照する@<column>{}を追加しました。
  • @<chapref>{}で部を参照できるようにしました。
  • セーフモード(環境変数REVIEW_SAFE_MODEの設定)を追加しました。
  • *.reのファイルは必ずカタログファイルと同じ階層に置くことにしました。
  • config.rbを使った設定を廃止しました。
  • 文書ディレクトリ内にあるlib/review/以下のファイルの読み込み機能を廃止しました。
  • 付録の見出し表記を指定する設定appendix_format(arabic, roman, alphaのいずれかを指定)を追加しました。

コマンド

  • 同じバージョンのreview-compileを使用するようにしました。
  • バージョン情報を表示する--versionオプションを追加しました。

review-compile

  • カタログファイルを指定する--catalogfileオプションを追加しました。

review-pdfmaker

  • ビルド用の一時ディレクトリを削除するようにしました。
  • 途中でエラーが発生した場合に動作を停止するようにしました。
  • 途中でエラーが発生しても停止せずに実行し続ける--ignore-errorsオプションを追加しました。
  • ディレクトリの深い場所にある画像ファイルのebb/bbファイルを作成するようにしました。
  • debugオプションを上書きする--[no-]debugオプションを追加しました。

review-init

  • 出力されるCSSのファイル名を統一しました。

review-epubmaker

  • review-empumaker-ngから名称を変更しました。旧review-epubmakerはreview-epubmaker-legacyに名称を変更しました。
  • EPUBに同梱する画像の指定に関するverify_target_imagesforce_include_imagesオプションを追加しました。

Builders

htmlbuilder

  • 脚注から参照元の本文に戻れるようにしました。
  • HTMLコメント内でハイフンのエスケープをするようにしました。
  • id属性をHTML規格に合わせて正規化するようにしました。
  • layoutファイルからセクションタイトル一覧(toc)を参照できるようにしました。
  • layoutファイルから前後の章のリンク(prev_chapter, next_chapter)を参照できるようにしました。

latexbuilder

  • コラムを目次に含めるようにしました。
  • graph記法で使用する画像の形式をPDFに変更しました。

コードコントリビュータ

  • kazutomi さん
  • dmiyakawa さん
  • zunda さん

Version 1.2.0の主な変更点

全般

  • 名称が'ReVIEW'から'Re:VIEW'に変更になりました。
  • 画像ファイルが設定ではなくビルダ名などを元にディレクトリ内を探索するようになりました。

コマンド

review-epubmaker-ng / review-epubmaker

  • フォント埋め込みに対応しました。
  • EPUB3のMathMLに対応しました。
  • OPFファイル内のIDとして'rv-'というプレフィックスをつけるようになりました。
  • config.ymlでpht(Photographer / 撮影者) と csl(Consultant / 監修者)を指定できるようになりました。
  • 目次の各章・節見出し等について、元々の見出しにHTMLの装飾要素がついていた場合、目次ではそれらの要素を落とすようにしました(review-epubmaker)

review-pdfmaker

  • config.ymlで"texcommand"を指定できるようになりました。これにより、platexではなくLuaLaTeX等も指定できるようになりました。

review-init

  • gemでインストールした場合に動作しないバグを修正しました。

Builders

HTMLBuilder

  • pygmentsによるhighlightingをconfig.ymlで"pygments: true"と指定した場合のみ有効になるようにしました。
  • EPUB3での脚注について、epub:type="noteref"とepub:type="footnote"が指定されるようになりました。

LATEXBuilder

  • //bibpaper の直後で改行するようにしました。

MARKDOWNBuilder

  • @<em>{} (@<i>と同様)と@<strong>{}(@<b>と同様)をサポートしました。

Version 1.1の変更点

全般

  • markdownbuilder追加
  • inaobuilder追加
  • jewelerからbundlerに変更
  • review-initコマンドを追加
  • プリプロセスでMIMEと半角カナを保持するよう修正
  • エスケープされるべきところでされないバグを修正([...]内で「]」がエスケープできない等)
  • その他多数のバグ修正

review-compile

  • --structuredxmlオプション追加(idgxml)
  • --toclevelオプション追加
  • --tabwidthオプション追加
  • --output-fileオプション追加

review-epubmakerとreview-pdfmaker共通

  • PARTファイルの中にfoo.reといったファイル名を書けるよう修正
  • 一時ファイルのファイル名を変更(文書名+"-pdf" or 文書名+"-epub")

review-epubmaker

  • epubversion、htmlversion追加(EPUB3は実験的サポート)
  • YAMLファイルにcover_linearオプション追加

review-pdfmaker

  • review.tex.erbファイル追加
  • HTMLbuilderのようにlayoutsファイルをサポート

review-compile

  • //centering記法追加
  • //olnum記法追加
  • //commentの引数を0..1に変更
  • //sourceの引数を0..1に変更

htmlbuilder

  • HTML5には<tt>がないので<code>に変更
  • @<bou>を追加
  • pygmentsによるhighlightをサポート
  • <title>内ではReVIEWのタグを無視するよう修正

latexbuilder

  • ReVIEW専用マクロを追加(\reviewindepimagecaption, \reviewth, \reviewem and \reviewstrong)
  • \reviewbibref\\reviewtableref\reviewimagerefマクロに引数を追加してリンクになるよう修正
  • デフォルトのテンプレートに\usepackage{amsmath}を追加
  • //box記法をサポート
  • @<ami>記法をサポート
  • 見出しレベル5と6を追加(paragraph, subparagraph)
  • ダッシュのエスケープを追加
  • begin{alltt}..\end{alltt}\reviewemlist\reviewlist\reviewcmdの各専用マクロ内で指定するよう(自分で再定義できるよう)修正