コードレビューで得られたよりキレイなソースコードを書くためのルールやより高速なプログラムにするなど改善のためのTIPSをまとめておきます. 今後大きなプログラムを書くことになることに備えて丁寧なコーディングを行う習慣を身に付けましょう.
- 一ヶ月後の自分が見てもわかるコードを書こう (見やすいコードを書くのはなにより自分のため!)
- 適切なコメントを残す
- 関数名,変数名には意味をもたせる
a
など適当な名前は付けない
- 複数単語を連結する場合
- キャメルケース:
camelCase
のように単語の先頭を大文字にして連結する - スネークケース:
snake_case
のように_で連結する 言語や変数名,クラス名など用いる箇所によって推奨される書き方が異なる
- キャメルケース:
- スコープを意識する
- プログラムが巨大になりそうならモジュール分割する
- 関連する処理はクラスにまとめましょう
- 無闇にグローバル変数を宣言しない
-
Check list
- PEP8(コーディング規約)を遵守した
- docstringに基づきコメントを記述した
- 可読性の高い変数名をつけた
-
更に余裕があれば...
- 英語でコメントを記述した
- 関数やクラスなど再利用を意識して実装した
-
PEP8のチェックはエディタのプラグインを利用すると自動で指摘,修正してくれるので便利
例.Atomの場合(参考: atomでpythonのlinterを利用する)
- まず自分でネットで調べる
- 10分調べてもわかりそうになかったら先輩に聞く
- 直接聞いても良いけど、b4lecture-2021にスレッド立ててくれると、みんなが見れて嬉しい。(君が分からないことに、みんなも困っている!!)
- エラーメッセージをよく読みましょう
- 例えば
segmentation fault
なら配列の外など不正なメモリアクセスをしています - エラーメッセージで検索すると同じエラーが出た人の解決策が見つかることがあります
- 例えば
- デバッグをしてみよう
- エラーの原因を特定するために変数を
print
して中身を見てみましょう(通称:printデバッグ) - デバッガを利用しよう
- pythonなら
pdb
が標準モジュールで用意されている - IDEを利用している場合は詳しく処理の中身を見たいところにブレークポイントを置く
- pythonなら
- エラーの原因を特定するために変数を
- 質問は積極的にしましょう
- わからないところや聞きたいことを明確にしておくとスムーズです(参考:質問は恥ではないし役に立つ)