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File metadata and controls

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ケース5: 個人間の永続的な荷物のやり取り

次は、個人間で永続的な住所トークン発行権を付与するやり取りです。 親子間など、ごく少数ですが個人間でも永続的な住所トークン発行権が有効なケースがあります。

登場人物

登場人物はケース4と全く同じです。 ただ、送信者と受信者には十分な信頼関係があります。

ポイント

単発のときと同様に、最終的な認可は受信側がします。 永続的な住所トークン発行権を得られるのは 信頼された人間 だけであるべきなので、 単発のときとは全く逆で、 誰がリクエストしているのか を明示するべきです。

誰がリクエストしているのか明示するということは、受信者個人情報が伝えられる ということです。1 送信者 がリクエストを生成する前に、受信者 に個人情報が渡る警告をする必要があります。

シーケンス

  1. 受信者永続バージョン のリクエスト生成URLを取得し、送信者 に送ります。
  2. 送信者 がリクエスト生成URLにアクセスし、リクエスト送信ボタンを押すと、送信者受信者 が組になったリクエストが生成されます。
  3. 受信者 はリクエストを受け取り、認可/拒否の判断をして、認可されれば 送信者受信者 の永続的住所トークン生成権を得ます。2
  4. 送信者 はリストなどから 送信者 を選択し、住所トークンを生成します
  5. 受信者 は生成権を持つ相手のリストから、いつでも生成権を取り消すことができます。

懸念点

永続的トークン生成権のリクエストをすると、受信者 に個人情報がわたることがやはりネックです。 ケース4のパターンに対し、単発バージョンのリクエスト生成URLを送るふりをして、 永続バージョンを送りつけ、認可画面で 送信者 の個人情報を取得する攻撃が横行しそうです。

リクエスト生成の確認ページで、相手に個人情報が伝わること をこれでもかと目立たせなくてはならないことは明らかです。

Footnotes

  1. ID、名前、アイコンなどが想定される

  2. 上記の通り送信者の素性は明らかになる