「セーブデータを横断してゲーム全体で共有できるちくわ変数」を扱うプラグインです。
プラグイン名が思い浮かばなかったのでおでんの具をプラグイン名にしました。
基本的な使い方
プラグインコマンドで動作します。
コマンドのフォーマットは
「Chikuwa (ちくわ変数のID) (操作方法) (引数)」です。
- ちくわ変数に代入する場合は 「Chikuwa (ちくわ変数のID) = (代入する値)」 です。
- ちくわ変数を増やす場合は 「Chikuwa (ちくわ変数のID) + (足す値)」 です。
- ちくわ変数を減らす場合は 「Chikuwa (ちくわ変数のID) - (引く値)」 です。
- ちくわ変数を変数に代入する場合は 「Chikuwa (ちくわ変数のID) > (代入する変数のID」 です。
- ちくわ変数に変数を代入する場合は 「Chikuwa (代入するちくわ変数のID) < (変数のID)」 です。
- ちくわ変数を削除する場合は 「Chikuwa (ちくわ変数のID) delete」 です。
- ちくわ変数をすべて削除する場合は 「Chikuwa all delete」 です。
ちくわ変数は、セーブデータを横断してゲーム全体で共有されます。
動作確認
-
まず js/plugins フォルダへ Chikuwa.js を入れます。
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エディタのプラグインマネージャーを開きます。
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プラグインマネージャーで Chikuwa を登録します。
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次に新規イベントを作成します。
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次のようなイベント内容でイベントを作成します。
- 「Control Variables: #0001 = 0」 (変数0001に0を代入)
- 「Plugin Command: Chikuwa 1 = 5」 (ちくわ変数0001に5を代入)
- 「Text: 変数1は\V[1]です。」 (変数0001の内容を確認)
- 「Plugin Command: Chikuwa 1 > 1」 (ちくわ変数0001を変数0001に代入)
- 「Text: 変数1は\V[1]です。」 (変数0001の内容が5になっていることを確認)
- テストプレイでイベントを実行し、動作確認をしてみて下さい。
ちくわ変数の操作方法は確認できました。
同じように、ちくわ変数を操作して、セーブデータを切り替えても
ちくわ変数がセーブデータを横断して引き継がれているかどうか確認して下さい。
New!! ちくわ上級編(ベータ)
新機能「スクリプトでちくわ変数取得」の使い方説明です。
- 次のようなイベント内容でイベントを作成します。
- 「Text: ちくわはおいしい?」
- 「Plugin Command: Chikuwa 1 = 1」 (ちくわ変数0001に1を代入)
- 「Plugin Command: Chikuwa 2 = 2」 (ちくわ変数0002に2を代入)
- 「If: Script: $gameVariables.chikuwa(1) < $gameVariables.chikuwa(2);」 (ちくわ変数を比較して分岐)
- 「Comment: *こっちに分岐すれば正解*」
- 「Text: ちくわおいしい!」
- 「Else:」
- 「Comment: *こっちに分岐すれば不正解*」
- 「Text: ちくわおいしくない!」
- 「End:」
- どうでしょうか。ちゃんと分岐しましたか?
それでは、楽しいツクールライフを!!
- Special Thanks:
-
202
- Badhabits
-
version 0.0.1
- とりあえず動くようにしたよ!
version 0.0.2
- ブラウザ版で動かない不具合を修正
version 0.1.0
- スクリプト実行に対応。
- ちくわ変数の削除を追加。
saronpasu
- Twitter: https://twitter.com/saronpasu
MIT ライセンス です。