テストの準備をする

Xcode7 では Command Line Tool プロジェクトを除き、デフォルトで Unit test target が生成されます。参照：コマンドラインツールプロジェクトでテストの準備をする。テストを書くためには Unit test targetから Main target のコードが使用できる必要があります。

Swift のコードを Swift でテストする

Swift で書かれたコードをテストするためには下記2つの作業を行います。

各テストファイルで @testable import YourAppModuleName を追記します。追記することで public, internal のシンボルにアクセスできるようになります。private シンボルはアクセスできないままです。

// MyAppTests.swift

import XCTest
@testable import MyModule

class MyClassTests: XCTestCase {
  // ...
}

Swift のファイルを Test target に含める、という方法もありますが、不具合を引き起こす(subtle, hard-to-diagnose errors) ことがあるためお勧めしません。

// MyAppTests-BridgingHeader.h

#import "MyClass.h"

これで MyClass.h のコードを Swift のテストコードから使用できるようになります。

@import XCTest;
#import "MyModule-Swift.h"

@interface MyClassTests: XCTestCase
// ...
@end

テストコード内でテスト対象を import します。

// MyAppTests.m

@import XCTest;
#import "MyClass.h"

@interface MyClassTests: XCTestCase
// ...
@end