diff --git a/understanding/parsing.html b/understanding/parsing.html index 93fb0b49..97891295 100644 --- a/understanding/parsing.html +++ b/understanding/parsing.html @@ -27,7 +27,15 @@
達成基準 4.1.1 構文解析 (レベル A): マークアップ言語を用いて実装されているコンテンツにおいては、要素には完全な開始タグ及び終了タグがあり、要素は仕様に準じて入れ子になっていて、要素には重複した属性がなく、どの ID も一意的である。ただし、仕様で認められているものを除く。
-開始及び終了タグに重要な記号が欠けている場合、例えば、タグを閉じる山括弧がない、又は属性値の引用符が一致していない場合は、完全とはいえない。
++HTML 又は XML を使用するすべてのコンテンツでは、この達成基準は常に満たされているとみなすべきである。
++この基準が作成されて以降、HTML Living Standard は、ユーザエージェントが不完全なタグ、不正な要素の入れ子、重複した属性、及び一意でない ID をどのように処理しなければならないかを規定する明確な要件を採用した。
+ +HTML Standard では、これらのケースのいくつかをコンテンツ制作者に対する不適合として扱うが、仕様ではユーザエージェントがこれらのケースの一貫した処理をサポートすることを要求しているため、この達成基準の説明にある「仕様で認められているもの」とみなせる。実際には、この基準自体は、もはや障害のある人々に何の利益ももたらさない。
+ +不適切に入れ子にされた要素による役割の欠落、ID の重複による不正な状態や名前などの問題は、別の達成基準で扱われており、4.1.1 の問題としてではなく、それらの基準に基づいて報告されるべきである。
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