diff --git a/understanding/resize-text.html b/understanding/resize-text.html index a561ae74..2568715f 100644 --- a/understanding/resize-text.html +++ b/understanding/resize-text.html @@ -40,7 +40,7 @@

意図

訳注

ほとんどのモダンブラウザでは拡大機能が提供されている。また、IE6 は、サポートが終了したブラウザである。いよいよ完全終了へ。Internet Explorer(IE)サポート終了スケジュール:Tech TIPS - @IT も参照されたい。

コンテンツ制作者がユーザエージェントによるズームサポートの提供がない技術を使用している場合、コンテンツ制作者は、このタイプの機能を直接提供する、又はユーザエージェントによって提供されるこのタイプの機能と連携するコンテンツを提供する責任がある。ユーザエージェントがズーム機能を提供していないが、利用者にテキストの大きさの変更するのを許可する場合、コンテンツ制作者は、テキストの大きさを変更するときにコンテンツが利用可能なままであることを保証する責任がある。

ラベルとして機能し、コンテンツにアクセスするために利用者によるアクティベーションを必要とするユーザインタフェースコンポーネントの中には、ラベルコンテンツを収容するのに十分な幅がないものがある。例えば、ウェブメールアプリケーションにおける件名のカラムは、全ての可能性がある件名の見出しを収容するために十分な幅でなくてもよいが、件名の見出しをアクティブにすることで、利用者は、完全な件名の見出しを伴う完全なメッセージを得る。ウェブベースのスプレッドシートでは、カラム内に表示するには長すぎるセルのコンテンツは切り落とされ、そのセルの全コンテンツは、セルがフォーカスを受け取ったとき、利用者に提供される。ユーザインタフェースコンポーネントのコンテンツは、利用者がカラムの幅の大きさを変更することができるユーザインタフェースでも同様に、広くするかもしれない。このタイプのユーザインタフェースコンポーネントでは、改行が必須ではない。コンポーネントの完全なコンテンツが、フォーカスを置く又は利用者のアクティベーションの後に利用可能であり、この情報にアクセスすることができることが示され、それが切り捨てられるという事実の他にいずれかの方法で利用者へ提供される場合、切り捨ては許容される。

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コンテンツが 200% まで、言い換えれば、幅と高さが 2 倍になるまで拡大可能である場合、コンテンツは達成基準を満たしている。コンテンツ制作者はそれ以上の拡大をサポートしてもよいが、拡大が極端に大きくなると、アダプティブレイアウトはユーザビリティの問題を引き起こす可能性がある。例えば、語句の広くなりすぎると、使用可能な横幅に収まりきらず、切り取られる可能性がある。レイアウト上の制約によって、拡大していったときに、テキストが他のコンテンツと重なり合ってしまうこともある。あるいは、文章中の一つの単語だけが各行にある状態になると、その文章が縦に表示されてしまって読みづらくなってしまう。

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コンテンツが 200% まで、言い換えれば、幅と高さが 2 倍になるまで拡大可能である場合、コンテンツは達成基準を満たしている。コンテンツ制作者はそれ以上の拡大をサポートしてもよいが、拡大が極端に大きくなると、アダプティブレイアウトはユーザビリティの問題を引き起こす可能性がある。例えば、語句自体の幅が使用可能な横幅に収まりきらないほど広くなり、切り取られることがある。レイアウト上の制約によって、拡大していったときに、テキストが他のコンテンツと重なり合ってしまうこともある。あるいは、文章中の一つの単語だけが各行にある状態になり、その文章が縦に表示されてしまって読みづらくなってしまうこともある。

WCAG ワーキンググループは、広範囲に及ぶデザイン及びレイアウトをサポートできるという点と、最小の拡大率が 200% である古い画面拡大ソフトを補完するという点から、200% が合理的な適応と考えている。200% を超えると、拡大 (テキスト、画像、及びレイアウト領域のサイズを変更し、横スクロールと縦スクロールの両方を必要とする可能性のある大きなキャンバスを作り出す) のほうが、テキストのサイズ変更よりも効果的かもしれない。このような状況では、通常、拡大機能専用の支援技術が使用されており、コンテンツ制作者が利用者に直接サポートする機能よりもより良いアクセシビリティを提供することができる。

注記

文字画像は、画素に分解されてしまうので、テキストと同じように拡大できないため、可能な限りテキストを用いることを勧める。また、文字画像の前景と背景のコントラスト及び色の組み合わせを変更することを必要とする利用者もいるが、テキストよりも困難である。