diff --git a/understanding/audio-description-or-media-alternative-prerecorded.html b/understanding/audio-description-or-media-alternative-prerecorded.html index abb18fa69..28a960224 100644 --- a/understanding/audio-description-or-media-alternative-prerecorded.html +++ b/understanding/audio-description-or-media-alternative-prerecorded.html @@ -283,7 +283,8 @@

重要な用語

注記
-

video description" や "descriptive narration" とも呼ばれる。訳注日本語では「音声ガイド」とも呼ばれる。

+

"video description" や "descriptive narration" とも呼ばれる。

+
訳注

日本語では「音声ガイド」とも呼ばれる。

diff --git a/understanding/audio-description-prerecorded.html b/understanding/audio-description-prerecorded.html index 41acbabc4..beacd91e0 100644 --- a/understanding/audio-description-prerecorded.html +++ b/understanding/audio-description-prerecorded.html @@ -218,7 +218,8 @@

重要な用語

注記
-

video description" や "descriptive narration" とも呼ばれる。訳注日本語では「音声ガイド」とも呼ばれる。

+

"video description" や "descriptive narration" とも呼ばれる。

+
訳注

日本語では「音声ガイド」とも呼ばれる。

diff --git a/understanding/captions-live.html b/understanding/captions-live.html index 6125fda1f..1966988bc 100644 --- a/understanding/captions-live.html +++ b/understanding/captions-live.html @@ -176,7 +176,8 @@

重要な用語

注記
-

国によっては、キャプションは "subtitle" と呼ばれている。訳注subtitle には、「字幕」の意がある。日本では、キャプションのことを一般に字幕と呼ぶことが多い。

+

国によっては、キャプションは "subtitle" と呼ばれている。

+
訳注

subtitle には、「字幕」の意がある。日本では、キャプションのことを一般に字幕と呼ぶことが多い。

diff --git a/understanding/captions-prerecorded.html b/understanding/captions-prerecorded.html index a64c69c0f..69e826c5a 100644 --- a/understanding/captions-prerecorded.html +++ b/understanding/captions-prerecorded.html @@ -300,7 +300,8 @@

重要な用語

注記
-

国によっては、キャプションは "subtitle" と呼ばれている。訳注subtitle には、「字幕」の意がある。日本では、キャプションのことを一般に字幕と呼ぶことが多い。

+

国によっては、キャプションは "subtitle" と呼ばれている。

+
訳注

subtitle には、「字幕」の意がある。日本では、キャプションのことを一般に字幕と呼ぶことが多い。

diff --git a/understanding/change-on-request.html b/understanding/change-on-request.html index c6e26c782..0c35b3362 100644 --- a/understanding/change-on-request.html +++ b/understanding/change-on-request.html @@ -105,7 +105,8 @@

関連リソース

  • Use standard redirects: don't break the back button! (W3C QA Tip).
  • -
  • HTTP/1.1 Status Code Definitions: Redirection 3xx. 【訳注: 上記の HTTP/1.1 は RFC 2616 を参照しているが、現在の HTTP ステータスコードは RFC 7231 で更新、定義されている。RFC 7231§6.4.Redirection 3xx も参照のこと。】
  • +
  • HTTP/1.1 Status Code Definitions: Redirection 3xx. +
    訳注

    上記の HTTP/1.1 は RFC 2616 を参照しているが、現在の HTTP ステータスコードは RFC 7231 で更新、定義されている。RFC 7231§6.4.Redirection 3xx も参照のこと。

  • diff --git a/understanding/contrast-enhanced.html b/understanding/contrast-enhanced.html index a06ed734d..4c7d01484 100644 --- a/understanding/contrast-enhanced.html +++ b/understanding/contrast-enhanced.html @@ -384,7 +384,8 @@

    重要な用語

    注記
    -

    半角の英数字のテキストにおける 18 ポイント及び 14 ポイントのサイズは、拡大印刷の最小サイズ (14 ポイント) と標準的な大きい文字サイズ (18 ポイント) に基づいている。例えば、CJK 言語のようなその他の文字については、「同等な」サイズはその言語での拡大印刷の最小サイズと拡大印刷でその次に大きな標準のサイズとなる。訳注日本語の全角文字の場合は、拡大教科書普及推進会議 第一次報告「第2章 拡大教科書の標準的な規格について」に基づき、22 ポイント又は 18 ポイントの太字を「同等な」サイズとみなすのが妥当である。

    +

    半角の英数字のテキストにおける 18 ポイント及び 14 ポイントのサイズは、拡大印刷の最小サイズ (14 ポイント) と標準的な大きい文字サイズ (18 ポイント) に基づいている。例えば、CJK 言語のようなその他の文字については、「同等な」サイズはその言語での拡大印刷の最小サイズと拡大印刷でその次に大きな標準のサイズとなる。

    +
    訳注

    日本語の全角文字の場合は、拡大教科書普及推進会議 第一次報告「第2章 拡大教科書の標準的な規格について」に基づき、22 ポイント又は 18 ポイントの太字を「同等な」サイズとみなすのが妥当である。

    diff --git a/understanding/contrast-minimum.html b/understanding/contrast-minimum.html index 4e0e1fb8d..6128ae46e 100644 --- a/understanding/contrast-minimum.html +++ b/understanding/contrast-minimum.html @@ -413,7 +413,8 @@

    重要な用語

    注記
    -

    半角の英数字のテキストにおける 18 ポイント及び 14 ポイントのサイズは、拡大印刷の最小サイズ (14 ポイント) と標準的な大きい文字サイズ (18 ポイント) に基づいている。例えば、CJK 言語のようなその他の文字については、「同等な」サイズはその言語での拡大印刷の最小サイズと拡大印刷でその次に大きな標準のサイズとなる。訳注日本語の全角文字の場合は、拡大教科書普及推進会議 第一次報告「第2章 拡大教科書の標準的な規格について」に基づき、22 ポイント又は 18 ポイントの太字を「同等な」サイズとみなすのが妥当である。

    +

    半角の英数字のテキストにおける 18 ポイント及び 14 ポイントのサイズは、拡大印刷の最小サイズ (14 ポイント) と標準的な大きい文字サイズ (18 ポイント) に基づいている。例えば、CJK 言語のようなその他の文字については、「同等な」サイズはその言語での拡大印刷の最小サイズと拡大印刷でその次に大きな標準のサイズとなる。

    +
    訳注

    日本語の全角文字の場合は、拡大教科書普及推進会議 第一次報告「第2章 拡大教科書の標準的な規格について」に基づき、22 ポイント又は 18 ポイントの太字を「同等な」サイズとみなすのが妥当である。

    diff --git a/understanding/extended-audio-description-prerecorded.html b/understanding/extended-audio-description-prerecorded.html index 64dec7b48..6049c38a6 100644 --- a/understanding/extended-audio-description-prerecorded.html +++ b/understanding/extended-audio-description-prerecorded.html @@ -152,7 +152,8 @@

    重要な用語

    注記
    -

    video description" や "descriptive narration" とも呼ばれる。訳注日本語では「音声ガイド」とも呼ばれる。

    +

    "video description" や "descriptive narration" とも呼ばれる。

    +
    訳注

    日本語では「音声ガイド」とも呼ばれる。

    diff --git a/understanding/focus-order.html b/understanding/focus-order.html index d0d643a24..46f383f18 100644 --- a/understanding/focus-order.html +++ b/understanding/focus-order.html @@ -29,13 +29,14 @@

    達成基準 2.4.3: フォーカス順序を理解する

    -

    達成基準 2.4.3 フォーカス順序 (レベル A): ウェブページ順を追ってナビゲートできて、そのナビゲーション順が意味又は操作に影響を及ぼす場合、フォーカス可能なコンポーネントは、意味及び操作性を損なわない順序でフォーカスを受け取る。

    +

    達成基準 2.4.3 フォーカス順序 (レベル A): ウェブページ順を追ってナビゲートできて、そのナビゲーション順が意味又は操作に影響を及ぼす場合、フォーカス可能なコンポーネントは、意味及び操作性を損なわない順序でフォーカスを受け取る。

    意図

    この達成基準の意図は、利用者がコンテンツ内を一つずつ順を追いながら行き来している際に、キーボードにより操作可能な順序でコンテンツの意味に添って、情報と出会うようにすることである。このことにより、利用者のコンテンツに対するメンタルモデルを一貫したものとし、利用者が困惑する可能性を引き下げる。コンテンツの論理的な関係性を反映した異なる順序になることもある。例えば、テーブルのある行又は列にある構成要素内を一度に移動する際には、行を移動する際も列を移動する際もコンテンツにおける関係性を反映した順序になる。どちらの順序もこの達成基準を満たすことができる 。

    -

    ウェブコンテンツでのナビゲーションの順番が決まる方法は、コンテンツで用いるウェブコンテンツ技術によって定義されている。例えば、シンプルな HTML は、タブ移動順序によってナビゲーション順序を定義している。動的な HTML では、フォーカスを他の要素にも割り当てることができるように tabindex 属性を付加して、スクリプトを用いてナビゲーション順序を修正することができる。スクリプトも、tabindex 属性も使用していない場合、ナビゲーション順序は、コンポーネントがコンテンツの流れの中で表れる順序になる (HTML 4.01 仕様書の 17.11 "Giving focus to an element" を参照のこと)。【訳注: HTML 4.01 は Superseded Recommendation としてマークされ、廃止された仕様である。上記は、HTML 5.2§5.4.3.The tabindex attribute を代わりに参照できる。】

    +

    ウェブコンテンツでのナビゲーションの順番が決まる方法は、コンテンツで用いるウェブコンテンツ技術によって定義されている。例えば、シンプルな HTML は、タブ移動順序によってナビゲーション順序を定義している。動的な HTML では、フォーカスを他の要素にも割り当てることができるように tabindex 属性を付加して、スクリプトを用いてナビゲーション順序を修正することができる。スクリプトも、tabindex 属性も使用していない場合、ナビゲーション順序は、コンポーネントがコンテンツの流れの中で表れる順序になる (HTML 4.01 仕様書の 17.11 "Giving focus to an element" を参照のこと)。

    +
    訳注

    HTML 4.01 は Superseded Recommendation としてマークされ、廃止された仕様である。上記は、HTML Standard§6.5.3.The tabindex attribute を代わりに参照できる。

    この達成基準で対処しているナビゲーション順序ではない、キーボードナビゲーションの一例は、ツリーコンポーネントを行き来するための矢印キーを用いたナビゲーションである。利用者は、上下の矢印キーを使って、ツリーのノードからノードへと移動することができる。右向き矢印キーを押下するとノードを展開して、それから下向き矢印キーを使用すると新しく展開されたノードへと移動していく。アイテムが展開されたり閉じられたりするたびに、ナビゲーション順序に追加されたり削除されたりするので、このナビゲーション順序は、ツリーコントロールで予期される順序に従っている。そして、アイテムが展開されたり閉じられたりするたびに、ナビゲーション順序に追加されたり削除されたりする。

    利用者はウェブページを理解して操作できているが、フォーカス順序がプログラムによる解釈される音声読み上げ順序 (達成基準 1.3.2 を参照) とは一致しないかもしれない。コンテンツに対して考えられうる論理的な音声読み上げ順序が数通りあり、フォーカス順序はそのうちのどれかと合致するのかもしれない。しかし、特定の提示における順序が、プログラムによる解釈される音声読み上げ順序とは異なるとき、複数ある提示の一つを使う利用者は、そのウェブページを理解したり操作したりするのを難しいと感じるかもしれない。コンテンツ制作者は、ウェブページを設計する際に、すべての利用者のことを注意深く考慮すべきである。

    例えば、晴眼のキーボードの利用者がウェブページの視覚的提示で情報をやりとりしている一方で、スクリーンリーダーの利用者は、プログラムによる解釈される音声読み上げ順序で情報をやりとりしている。フォーカス順序が双方の利用者にとって意味が通じるようにし、どちらかの利用者がランダムに飛び回るようなことのないように注意すべきである。

    @@ -82,10 +83,12 @@

    事例

  • インタラクティブなコントロールのツリーがあるウェブページ上で、利用者は上下の矢印キーを使って、ツリーのノードからノードへと移動することができる。右向き矢印キーを押下するとノードを展開して、それから下矢印キーを使用すると新しく展開されたノードへと移動していく。
  • -
  • あるウェブページは、スクリプトでモードレスダイアログを実装している。起動ボタンを動作させると、ダイアログが開く。ダイアログ内にあるインタラクティブな要素が、起動ボタンのすぐ後のフォーカス順序の位置に挿入される。ダイアログが開いているときには、フォーカス順序は、その起動ボタンからダイアログ内の要素へ移動し、それから起動ボタンの後にあるインタラクティブな要素へと移動する。ダイアログが閉じているときは、フォーカス順序は起動ボタンからその次に続いている要素へ移動する。訳注: モードレスダイアログとは、ダイアログボックスを閉じなくても作業が続行できるタイプのダイアログボックスのことである。モードレスダイアログ(モードレスウィンドウ)とは - IT 用語辞典も参照のこと。
  • +
  • あるウェブページは、スクリプトでモードレスダイアログを実装している。起動ボタンを動作させると、ダイアログが開く。ダイアログ内にあるインタラクティブな要素が、起動ボタンのすぐ後のフォーカス順序の位置に挿入される。ダイアログが開いているときには、フォーカス順序は、その起動ボタンからダイアログ内の要素へ移動し、それから起動ボタンの後にあるインタラクティブな要素へと移動する。ダイアログが閉じているときは、フォーカス順序は起動ボタンからその次に続いている要素へ移動する。 +
    訳注

    モードレスダイアログとは、ダイアログボックスを閉じなくても作業が続行できるタイプのダイアログボックスのことである。モードレスダイアログ(モードレスウィンドウ)とは - IT 用語辞典も参照のこと。

  • -
  • あるウェブページは、スクリプトでモーダルダイアログを実装している。起動ボタンを動作させると、ダイアログが開き、そのダイアログにある最初のインタラクティブな要素にフォーカスがあたる。ダイアログが開いている限り、フォーカスはダイアログ内の要素だけに限定される。ダイアログが閉じられると、フォーカスはボタン又はボタンの次にある要素へ戻る。訳注: モーダルダイアログとは、ダイアログボックスの中だけで強制的に作業をさせるダイアログボックスで、それが閉じられない限り作業の続行ができないタイプのダイアログボックスのことである。モーダルダイアログ(モーダルウィンドウ)とは - IT 用語辞典も参照のこと。
  • +
  • あるウェブページは、スクリプトでモーダルダイアログを実装している。起動ボタンを動作させると、ダイアログが開き、そのダイアログにある最初のインタラクティブな要素にフォーカスがあたる。ダイアログが開いている限り、フォーカスはダイアログ内の要素だけに限定される。ダイアログが閉じられると、フォーカスはボタン又はボタンの次にある要素へ戻る。 +
    訳注

    モーダルダイアログとは、ダイアログボックスの中だけで強制的に作業をさせるダイアログボックスで、それが閉じられない限り作業の続行ができないタイプのダイアログボックスのことである。モーダルダイアログ(モーダルウィンドウ)とは - IT 用語辞典も参照のこと。

  • HTML で制作されたウェブページには、左側にナビゲーションがある。そのナビゲーションは、HTML ではメインコンテンツの後にあり、CSS を用いてページの左側に表示されるように指定されている。tabindex 属性又は JavaScript を用いずに、フォーカスがメインコンテンツへ移動できるようにするためである。

    @@ -228,7 +231,7 @@

    重要な用語

    すべての埋め込まれている画像とメディアを含んだウェブリソース。

    -

    Asynchronous JavaScript and XML (AJAX) を用いたウェブメールのプログラム。そのプログラム全体は http://example.com/mailに存在しているが、受信箱、アドレス帳、カレンダーがある。リンク又はボタンがあり、それを押すと受信箱、アドレス帳やカレンダーを表示するが、ページのURIは全体を通して変わらない。

    +

    Asynchronous JavaScript and XML (AJAX) を用いたウェブメールのプログラム。そのプログラム全体は http://example.com/mail に存在しているが、受信箱、アドレス帳、カレンダーがある。リンク又はボタンがあり、それを押すと受信箱、アドレス帳やカレンダーを表示するが、ページのURIは全体を通して変わらない。

    カスタマイズ可能なポータルサイトで、利用者が様々なコンテンツモジュールのセットから表示させるコンテンツを選択できるようなもの。

    diff --git a/understanding/headings-and-labels.html b/understanding/headings-and-labels.html index 221e070ea..6186f1ef9 100644 --- a/understanding/headings-and-labels.html +++ b/understanding/headings-and-labels.html @@ -129,8 +129,9 @@

    十分な達成方法

    注記
    -

    達成基準 1.3.1 により、見出し及びラベルは、プログラムによる解釈がされなければならない。【訳注: 上記注記で「見出し及びラベルは、プログラムによる解釈がされなければならない。」と記述されているが、これは達成基準 1.3.1 を正確に反映したものではない。よって、この記述は達成基準 1.3.1 にあるとおり、「見出し及びラベルは、プログラムで決定できるか又はテキストで利用できなければならない。」と解釈するのが妥当と考えられる。w3c/wcag#315 で改善が提案されているので、あわせて参照されたい。】

    - +

    達成基準 1.3.1 により、見出し及びラベルは、プログラムによる解釈がされなければならない。

    +
    訳注

    上記注記で「見出し及びラベルは、プログラムによる解釈がされなければならない。」と記述されているが、これは達成基準 1.3.1 を正確に反映したものではない。よって、この記述は達成基準 1.3.1 にあるとおり、「見出し及びラベルは、プログラムで決定できるか又はテキストで利用できなければならない。」と解釈するのが妥当と考えられる。w3c/wcag#315 で改善が提案されているので、あわせて参照されたい。

    +
    diff --git a/understanding/keyboard.html b/understanding/keyboard.html index 4f15f77bd..710c7ea83 100644 --- a/understanding/keyboard.html +++ b/understanding/keyboard.html @@ -40,8 +40,10 @@

    意図

    「個々のキーストロークに特定のタイミング」の事例としては、利用者が短時間のうちに複数のキーストロークを繰り返すもしくは実行する必要がある状況、又はキーストロークが記録される前に長い間キーを押し続けなければならない状況が挙げられる。

    「ただし、その根本的な機能が利用者の動作による始点から終点まで続く一連の軌跡に依存して実現されている場合は除く。」というフレーズは、キーボードから合理的に操作できないものを区別するために含まれている。

    ポインティングデバイスにより実行される操作のほとんどは、キーボードでも実行可能である (例えば、クリックする、選択する、移動する、サイズ変更するなど)。しかし、過度のキーストローク数を必要としない既知の方法でキーボードから実行できないポインティングデバイスで行われる細かな入力の分類がある。自由な手描き、水彩画、及び障害物コースを通るヘリコプターの飛行は、いずれも軌跡に依存した入力を要する機能の事例である。直線や規則的な幾何学的図形を描く、ウィンドウのサイズを変更する及びある位置へオブジェクトをドラッグすること (その位置への軌跡に関係がない場合) は、軌跡に依存した入力を必要としない。

    -

    マウスキーの使用は、アプリケーションにとってキーボードに相当しないので、この達成基準を満たさないだろう。これはマウスに相当する (つまり、アプリケーションにはマウスのように見える)。訳注: マウスキーとは、キーボードでマウスの操作を代替することのできるアクセシビリティ機能である。マウスキー - Wikipediaも参照のこと。

    -

    利用者が入力を行う機能の設計においては、オペレーティングシステムのキーボードアクセシビリティ機能が利用されている可能性を考慮することが期待される。例えば、修飾キーをロックする機能が有効になっているかもしれない。そのような環境でもコンテンツは機能し、修飾キーロックと衝突して予期しない結果を生じるようなイベントを送信しない (ようにすべきである)。訳注: 修飾キーとは、別のキーと組み合わせて使用し、そのキーの意味を一時的に変えるものである。例えば、Shift キーがこれに当たる。修飾キーとは - IT用語辞典も参照のこと。

    +

    マウスキーの使用は、アプリケーションにとってキーボードに相当しないので、この達成基準を満たさないだろう。これはマウスに相当する (つまり、アプリケーションにはマウスのように見える)。

    +
    訳注

    マウスキーとは、キーボードでマウスの操作を代替することのできるアクセシビリティ機能である。マウスキー - Wikipediaも参照のこと。

    +

    利用者が入力を行う機能の設計においては、オペレーティングシステムのキーボードアクセシビリティ機能が利用されている可能性を考慮することが期待される。例えば、修飾キーをロックする機能が有効になっているかもしれない。そのような環境でもコンテンツは機能し、修飾キーロックと衝突して予期しない結果を生じるようなイベントを送信しない (ようにすべきである)。

    +
    訳注

    修飾キーとは、別のキーと組み合わせて使用し、そのキーの意味を一時的に変えるものである。例えば、Shift キーがこれに当たる。修飾キーとは - IT用語辞典も参照のこと。

  • メリット

    diff --git a/understanding/language-of-parts.html b/understanding/language-of-parts.html index 829063a06..d9e395524 100644 --- a/understanding/language-of-parts.html +++ b/understanding/language-of-parts.html @@ -29,7 +29,7 @@

    達成基準 3.1.2: 一部分の言語を理解する

    -

    達成基準 3.1.2 一部分の言語 (レベル AA): コンテンツの一節、又は語句それぞれの自然言語がどの言語であるか、プログラムによる解釈が可能である。ただし、固有名詞、技術用語、言語が不明な語句、及びすぐ前後にあるテキストの言語の一部になっている単語又は語句は除く。

    +

    達成基準 3.1.2 一部分の言語 (レベル AA): コンテンツの一節、又は語句それぞれの自然言語がどの言語であるか、プログラムによる解釈が可能である。ただし、固有名詞、技術用語、言語が不明な語句、及びすぐ前後にあるテキストの言語の一部になっている単語又は語句は除く。

    @@ -44,7 +44,8 @@

    意図

      -
    • 点字翻訳ソフトウェアが言語の変化に追従すること、例えば、アクセント記号付き文字の代わりに制御コードを使用すること、及び 2 級点字の略字の誤った作成を防ぐために必要な制御コードを挿入することを可能にする。訳注: 2 級点字はグレード 2 とも呼ばれる。これは、英語の点字において、使用頻度の高い単語又は単語の一部を短縮した特別な点字を用いるものである。詳細については、英語の点字及び日本における英語点字の表記についてを参照のこと。
    • +
    • 点字翻訳ソフトウェアが言語の変化に追従すること、例えば、アクセント記号付き文字の代わりに制御コードを使用すること、及び 2 級点字の略字の誤った作成を防ぐために必要な制御コードを挿入することを可能にする。 +
      訳注

      2 級点字はグレード 2 とも呼ばれる。これは、英語の点字において、使用頻度の高い単語又は単語の一部を短縮した特別な点字を用いるものである。詳細については、英語の点字及び日本における英語点字の表記についてを参照のこと。

    • 複数の言語をサポートしている合成音声は、適切な発音で適切なアクセントのテキストを話すことができるようになる。言語の変化が示されていない場合、合成音声は、動作するデフォルトの言語として単語を読み上げるのに最善を尽くそうとする。したがって、自動車を表すフランス語の単語 "voiture" は、デフォルトの言語として英語を用いている合成音声では "voyture" と発音されるだろう。
    • diff --git a/understanding/media-alternative-prerecorded.html b/understanding/media-alternative-prerecorded.html index 6b8a7c5ab..159d83ecf 100644 --- a/understanding/media-alternative-prerecorded.html +++ b/understanding/media-alternative-prerecorded.html @@ -219,7 +219,8 @@

      重要な用語

      注記
      -

      video description" や "descriptive narration" とも呼ばれる。訳注日本語では「音声ガイド」とも呼ばれる。

      +

      "video description" や "descriptive narration" とも呼ばれる。

      +
      訳注

      日本語では「音声ガイド」とも呼ばれる。

      @@ -253,7 +254,8 @@

      重要な用語

      注記
      -

      国によっては、キャプションは "subtitle" と呼ばれている。訳注subtitle には、「字幕」の意がある。日本では、キャプションのことを一般に字幕と呼ぶことが多い。

      +

      国によっては、キャプションは "subtitle" と呼ばれている。

      +
      訳注

      subtitle には、「字幕」の意がある。日本では、キャプションのことを一般に字幕と呼ぶことが多い。

      diff --git a/understanding/navigable.html b/understanding/navigable.html index a51e62bcf..414df3a84 100644 --- a/understanding/navigable.html +++ b/understanding/navigable.html @@ -39,7 +39,8 @@

      意図

    • 利用者に自分がどこにいるのかを知らせる
    • -
    • 利用者が他のどこかへ行けるようにする【訳注: 上記リンク Motive Web Design Glossary は 404 Not Found であるが、これは原文ママである。Internet Archive での該当ページを閲覧できる。】
    • +
    • 利用者が他のどこかへ行けるようにする +
      訳注

      上記リンク Motive Web Design Glossary は 404 Not Found であるが、これは原文ママである。Internet Archive での該当ページを閲覧できる。

    diff --git a/understanding/page-titled.html b/understanding/page-titled.html index e45729429..908879050 100644 --- a/understanding/page-titled.html +++ b/understanding/page-titled.html @@ -71,7 +71,7 @@

    事例

    -
  • 文書【訳注: 以下、英文原文例をそのまま日本語にした。英文では 2005 年の WCAG ドラフト (英語) が参考にされた模様。】

    +
  • 文書

    訳注

    以下、英文原文例をそのまま日本語にした。英文では 2005 年の WCAG ドラフト (英語) が参考にされた模様。

    WCAG 2.1 解説書のページタイトルが、「WCAG 2.1 解説書」となっている。

    diff --git a/understanding/pause-stop-hide.html b/understanding/pause-stop-hide.html index 2340af193..dac6cdc46 100644 --- a/understanding/pause-stop-hide.html +++ b/understanding/pause-stop-hide.html @@ -68,7 +68,8 @@

    意図

  • コンテンツが自動的に更新される際に、コンテンツ制作者が利用者に更新頻度を制御する手段を提供するという選択肢がある。
  • -
  • 5 秒間だけ自動更新をして,その後に停止するのはほとんど意味がないので、自動更新には 5 秒という例外はない。訳注: 原文では "three second" と記述されているが、達成基準に記載されている内容から「5 秒」が正しい値であると判断し、秒数を修正している。
  • +
  • 5 秒間だけ自動更新をして,その後に停止するのはほとんど意味がないので、自動更新には 5 秒という例外はない。 +
    訳注

    原文では "three second" と記述されているが、達成基準に記載されている内容から「5 秒」が正しい値であると判断し、秒数を修正している。

  • diff --git a/understanding/resize-text.html b/understanding/resize-text.html index 7546facef..ac018e33c 100644 --- a/understanding/resize-text.html +++ b/understanding/resize-text.html @@ -29,14 +29,15 @@

    達成基準 1.4.4: テキストのサイズ変更を理解する

    -

    達成基準 1.4.4 テキストのサイズ変更 (レベル AA): キャプション及び文字画像を除き、テキストは、コンテンツ又は機能を損なうことなく、支援技術なしで 200% までサイズ変更できる。

    +

    達成基準 1.4.4 テキストのサイズ変更 (レベル AA): キャプション及び文字画像を除き、テキストは、コンテンツ又は機能を損なうことなく、支援技術なしで 200% までサイズ変更できる。

    意図

    この達成基準の意図は、テキストベースのコントロール ([ASCII などのデータ形式であるテキスト文字に対して] 視覚的に見ることができるように表示された文字) を含む視覚的にレンダリングされたテキストを、例えば画面拡大ソフトのような支援技術を使わずに軽度の視覚障害のある人が、そのまま読むことができるように保証することである。利用者はウェブページ上のすべてのコンテンツを拡大することでメリットを得ることができるが、テキストは最も重要である。

    コンテンツを拡大縮小することは、第一にユーザエージェントが果たすべき役割である。UAAG 1.0 チェックポイント 4.1 を満たしているユーザエージェントは、利用者がテキストの拡大縮小を設定できるようにしている。コンテンツ制作者の責任は、ユーザエージェントがコンテンツを効果的に拡大縮小することを妨げないウェブコンテンツを制作することである。コンテンツ制作者は、コンテンツがテキストベースのコントロールを含むテキストのサイズ変更のためのユーザエージェントのサポートを妨げていないことを確認すること、又はテキストのサイズ変更もしくはレイアウトの変更を直接サポートすることによって、この達成基準を満たすことができる。直接サポートの例は、異なるスタイルシートを割り当てるために使用できるサーバーサイドスクリプトを介したものかもしれない。

    -

    利用者が、ズームサポートを持つユーザエージェントにアクセスできない場合、コンテンツ制作者は、HTML コンテンツに対するこの達成基準を満たすためにユーザエージェントに依存することはできない。例えば、IE 6 を使用する必要のある環境で動作する場合などである。訳注: ほとんどのモダンブラウザでは拡大機能が提供されている。また、IE6 は、サポートが終了したブラウザである。一目で分かる、各Windows OSでのInternet Explorerのサポート終了時期:Tech TIPS - @IT も参照されたい。

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    利用者が、ズームサポートを持つユーザエージェントにアクセスできない場合、コンテンツ制作者は、HTML コンテンツに対するこの達成基準を満たすためにユーザエージェントに依存することはできない。例えば、IE 6 を使用する必要のある環境で動作する場合などである。

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    訳注

    ほとんどのモダンブラウザでは拡大機能が提供されている。また、IE6 は、サポートが終了したブラウザである。いよいよ完全終了へ。Internet Explorer(IE)サポート終了スケジュール:Tech TIPS - @IT も参照されたい。

    コンテンツ制作者が、ユーザエージェントによってズームサポートを提供していないウェブコンテンツ技術を使用している場合、コンテンツ制作者はこのタイプの機能を提供するか、又はユーザエージェントによって提供される機能のタイプで動作するコンテンツを提供する義務がある。ユーザエージェントがズーム機能を提供していないが、利用者にテキストの大きさの変更するのを許可する場合、コンテンツ制作者は、テキストの大きさを変更するときにコンテンツが利用可能なままであることを保証する責任がある。

    ラベルとして機能し、コンテンツにアクセスするために利用者によるアクティベーションを必要とするユーザインターフェースコンポーネントの中には、ラベルコンテンツを収容するのに十分な幅がないものがある。例えば、ウェブメールアプリケーションにおける件名のカラムは、全ての可能性がある件名の見出しを収容するために十分な幅でなくてもよいが、件名の見出しをアクティブにすることで、利用者は、完全な件名の見出しを伴う完全なメッセージを得る。ウェブベースのスプレッドシートでは、カラム内に表示するには長すぎるセルのコンテンツは切り落とされ、そのセルの全コンテンツは、セルがフォーカスを受け取ったとき、利用者に提供される。ユーザインタフェースコンポーネントのコンテンツは、利用者がカラムの幅の大きさを変更することができるユーザインタフェースでも同様に、広くするかもしれない。このタイプのユーザインタフェースコンポーネントでは、改行が必須ではない。コンポーネントの完全なコンテンツが、フォーカスを置く又は利用者のアクティベーションの後に利用可能であり、この情報にアクセスすることができることが示され、それが切り捨てられるという事実の他にいずれかの方法で利用者へ提供される場合、切り捨ては許容される。

    コンテンツが 200% まで、言い換えれば、幅と高さが 2 倍になるまで拡大可能である場合、コンテンツは達成基準を満たしている。コンテンツ制作者はそれ以上の拡大をサポートしてもよいが、拡大が極端に大きくなると、アダプティブレイアウトはユーザビリティの問題を引き起こす可能性がある。例えば、語句の広くなりすぎると、使用可能な横幅に収まりきらず、切り取られる可能性がある。レイアウト上の制約によって、拡大していったときに、テキストが他のコンテンツと重なり合ってしまうこともある。あるいは、文章中の一つの単語だけが各行にある状態になると、その文章が縦に表示されてしまって読みづらくなってしまう。

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    重要な用語

    注記
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    国によっては、キャプションは "subtitle" と呼ばれている。訳注subtitle には、「字幕」の意がある。日本では、キャプションのことを一般に字幕と呼ぶことが多い。

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    国によっては、キャプションは "subtitle" と呼ばれている。

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    訳注

    subtitle には、「字幕」の意がある。日本では、キャプションのことを一般に字幕と呼ぶことが多い。

    diff --git a/understanding/use-of-color.html b/understanding/use-of-color.html index eab9a675a..f5140854d 100644 --- a/understanding/use-of-color.html +++ b/understanding/use-of-color.html @@ -38,10 +38,10 @@

    意図

    色は、感覚的な訴求力、ユーザビリティ、そしてアクセシビリティを高めるため、ウェブコンテンツのデザインにおいて重要なものである。しかし、色を知覚しづらい利用者もいる。ロービジョンの人は、色覚に限界を感じることがよくあり、年配の利用者の多くも色がよく見えない。さらに、テキストしか表示しない、色数が制限されている、又はモノクロのディスプレイ及びブラウザを使用している人は、色だけで提示されている情報を知覚できない。

    色の違いで伝えられている情報の例としては、「必須項目は赤字」、「赤字はエラー」、そして「赤がメアリーの売上、青がトムの売上」などが挙げられる。動作を示している例では、リンクが新しいウィンドウで開くことやデータベースの項目が正常に更新されたことを示すために色を使うことがある。また、利用者の反応を促している例には、必須項目が未入力であることを示すためにフォームの入力フィールドを反転表示することが挙げられる。

    注記
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    この達成基準は、ページ上での色の使用、又は他の視覚的な表示と重複する場合に色分けすることを何ら阻むものではない。【訳注: 日本医学会 医学用語辞典 - 色覚関連用語についても参照のこと。】

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    この達成基準は、ページ上での色の使用、又は他の視覚的な表示と重複する場合に色分けすることを何ら阻むものではない。

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