Goのシリアライザの32bit対応

[makiuchi-d]

Goのシリアライザは64bit環境前提で作っていました（符号有/無の32bit intをどちらもintで扱っていた）
ところが、dashboardで使っているGopherjsが32bit環境をエミュレートしているため、桁溢れするときに正しく扱えていませんでした。

32bit環境でも変わらないよう、Int/UIntはint64で扱うようにして、テストも32bitで通るようにしました。

Unmarshalの結果がinterface{}で、一部型アサーションしてる部分があり、
この書きかえがコンパイル時チェックできないので、漏れがないか注意して見てほしいです。

[methane]

(今回の変更点ではない部分へのコメント。修正するかは任せます)
get32()の定義の上に空行が入ってなくてもフォーマッターに怒られないのに驚きました。
でも、put24/get24の間には空行が入っているので、ここにも空行を挟んだ方がいい気がします。

+= よりも |= の方が最適化がかかる可能性が高い（コンパイラがシャッフル系の命令を使える時に使ってもらいやすい）のと、 src[3] から順にアクセスする方が bounds check が一回で済むので微妙に速く小さくなります。

参考に、似た処理をしている標準ライブラリのコードを貼っておきます。

func (littleEndian) Uint64(b []byte) uint64 {
      _ = b[7] // bounds check hint to compiler; see golang.org/issue/14808
      return uint64(b[0]) | uint64(b[1])<<8 | uint64(b[2])<<16 | uint64(b[3])<<24 |
            uint64(b[4])<<32 | uint64(b[5])<<40 | uint64(b[6])<<48 | uint64(b[7])<<56
}

https://github.com/golang/go/blob/2184a394777ccc9ce9625932b2ad773e6e626be0/src/encoding/binary/binary.go#L105-L109

[makiuchi-d]

別PRにするとコンフリクトするので、このPRでやってしまいます。

[superkerokero]

ご対応ありがとうございます 👍 👍 👍

[methane]

24bit以外のコードは encoding/binary を使えそうです。

[methane]

binary.BigEndian.PutUint32(dst, uint32(val))

[makiuchi-d]

最適化を標準ライブラリに任せたほうがいいですねたしかに。

[methane]

return int64(binary.BigEndian.Uint32(src))