imgmathの挙動拡張

[kmuto]

#868 の対応。
review_version 3のときに有効にしています。

• images/review_math/ に__IMGMATH_BODY_.{tex|map}を置いておき、epubmaker の最後にまとめて遅延実行する（成功したらこれらの一時ファイルは消去）
• imgmath_options でフォーマット、変換ロジック（pdfcropまたはdvipng）、プリアンプルファイル、フォントサイズ、行高、pdfcropとそのピクセライズコマンド（デフォルトはpdftocairo）を設定可能に
• pdfcrop_cmd、pdfcrop_pixelize_cmdはパラメータ渡すのがどうにも難しいのでプレースホルダ型の文字列に

と書いていたら、もう少し直さないといけないことに気付きました。

• webmakerでも動くように共通化してモジュールに切り出したほうがよさそう 済み。makerhelperへ
• 作成済みかどうかをチェックし忘れていた 済み。

テストが書きづらい…

[kmuto]

実験用。
m1.zip

[kmuto]

単一ページしか扱えないツール向けにもpdfjam呼び出しで対処しました。

[munepi]

この拡張は、Windowsでも使えるようにすることを想定していますか？

すでに調べておられたらアレですが、pdfjam はTeX Liveの pdfjam.<arch> パッケージから提供されているんですが、 pdfjam がshスクリプトで実装されているために、 pdfjam.win32 パッケージが存在していない状況です。

[kmuto]

おぉなるほど。
「デフォルトで入っている」PDFのスライサを決めづらいんですよね。
コマンドライン+プレースホルダの指定はできるようにしているので、Windowsのひとは適宜pdftkなどに変えてもらう？

また、もともとこのスライサを使うのはmagickのような単一ページ指定しかできないもののためなので、pdftocairoやdvipngが使えればそっちで問題ないというところではあります。

[kmuto]

とりあえずpdftkの例を入れておきました

[naotaco]

ありがとうございます！

プリアンブルに\usepackage{chemfig}を追加して所望の画像が生成されてepubに埋め込まれることが確認できました。

ですが2点下記2点気になるので設定を変更したいのですが、どこをいじるのがよいでしょうか？試しにdvipng_cmdをいじってみましたが動作が変わったように見えず。。

• 画像の解像度が小さい（白黒PNGですしサイズの問題はあまりないので、せめて300dpi以上になるようにはしたい
• 画像の余白が小さい（これはepubリーダーの問題だと思うのでアレですが、調整するとして）

[kmuto]

画像の解像度が小さい（白黒PNGですしサイズの問題はあまりないので、せめて300dpi以上になるようにはしたい

画面だと「単にでかくなるだけ」になりそうですが、

• dvipng_cmd: "dvipng -D 300 -T tight -z 9 -p %p -l %p -o %o %i"
• fontsize:の値を大きくする

あたりでしょうか。

画像の余白が小さい（これはepubリーダーの問題だと思うのでアレですが、調整するとして）

余白については、span.equationで囲んでいるので、そのCSSで対処するのがよさそうです。
また、dvipngのほうだと余白設定をするところはないのですが、pdfcropのほうであればpdfcrop_cmd: "pdfcrop --hires --margins \"2 2 2 2\" %i %o" といった指定はいちおうできるかな。でもspanのほうでやったほうがたぶんよいです。

[takahashim]

これもマージしておきますね

[naotaco]

ありがとうございます。

# dvipngだとchemfigがうまく動かなかったので、pdfcropを使うことにしました

fontsizeの設定がインライン要素の方にのみ効き、texequationには効かないのは仕様でしょうか？

個人的には連動していた方がよいと感じたので、PRを出しました。 #1146 よろしければご検討ください。