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neko314 committed Sep 16, 2024
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Expand Up @@ -63,7 +63,7 @@ neko
: すばらしい。

neko
: 三村さんがおっしゃっていただいたことが全てでございます。今めちゃくちゃ緊張しているんですが、私、ご挨拶はしたことあるような気がするんですけど、あまり正体を明かしたことがない気がするので、軽く紹介をするとカネコと申します。Ruby 界隈で金子といった場合、バイソンスレイヤーで名高い金子さんの方がおられますので、皆さんには neko さんと呼んでいただいております。さっき三村さんが紹介してくださったみたいに、るびまをいろいろ読んでて面白いなって思っていて、三村さんから編集もやらないかって誘っていただいて、編集のようなことをするようになりました。今日皆さんに集まっていただいて、さっきの 20 周年の記事を作っていけたらなと思っております。今日は私が聞きたいことを笹田さんと高橋さんに聞いてみようみたいな感じでやろうと思っているんですけど、なんかあんまり、聞いてみたいこと一応事前に私の手元ではリストアップしてるんですけど、これを全部聞くっていうよりは、なんか、みんなで会話を楽しむぐらいの感じでもいいのかなって思っております。
: 三村さんがおっしゃっていただいたことが全てでございます。今めちゃくちゃ緊張しているんですが、私、ご挨拶はしたことあるような気がするんですけど、あまり正体を明かしたことがない気がするので、軽く紹介をするとカネコと申します。Ruby 界隈で金子といった場合、バイソンスレイヤー[^1] で名高い金子さんの方がおられますので、皆さんには neko さんと呼んでいただいております。さっき三村さんが紹介してくださったみたいに、るびまをいろいろ読んでて面白いなって思っていて、三村さんから編集もやらないかって誘っていただいて、編集のようなことをするようになりました。今日皆さんに集まっていただいて、さっきの 20 周年の記事を作っていけたらなと思っております。今日は私が聞きたいことを笹田さんと高橋さんに聞いてみようみたいな感じでやろうと思っているんですけど、なんかあんまり、聞いてみたいこと一応事前に私の手元ではリストアップしてるんですけど、これを全部聞くっていうよりは、なんか、みんなで会話を楽しむぐらいの感じでもいいのかなって思っております。

高橋
: 聞きたいことリストがあるんであればそれを共有してもらった方が話が早いと思う。
Expand All @@ -72,7 +72,7 @@ neko
: 本当ですか、なるほど。どうしようかな。結構あるんですよ。じゃあ、Slack の DM で聞きたいことリストをバーッと書いて送ってみますね。少々お待ちください。ご歓談くださいって感じで

笹田
: 昔のメーリングリスト見てたら、IRC で話をしてたんだよねって話が出てきて。さてそのログをどこにあったかなっていうので調べてるんだけど、サーバーを漁ってるんだけど。
: 昔のメーリングリスト見てたら、IRC[^2] で話をしてたんだよねって話が出てきて。さてそのログをどこにあったかなっていうので調べてるんだけど、サーバーを漁ってるんだけど。

高橋
: ありそうですか。
Expand All @@ -84,7 +84,7 @@ neko
: はあはあはあ。

笹田
: ムムムって感じですね。2004 年。2004 年 nadoka あったのかな。大昔のログもないですね。歴史の闇に。なんかこう、昔の人の記録って手紙とかが発掘されたりするけど、100 年、我々の時代のやつはもう何も分かんないんですよね。
: ムムムって感じですね。2004 年。2004 年 nadoka[^3] あったのかな。大昔のログもないですね。歴史の闇に。なんかこう、昔の人の記録って手紙とかが発掘されたりするけど、100 年、我々の時代のやつはもう何も分かんないんですよね。

高橋
: なんか変なデジタルのデータが発掘されるんじゃないですかね。
Expand Down Expand Up @@ -404,7 +404,7 @@ neko
: 読書会の話をやっていいのか分からないけど、もともとタイムインターメディアってところで SICP 読書会とか、そういう読書会文化みたいなのがあって、RHG も読書会もそこでやったんですよね。で、私 SICP 読書会の方も行ってたので、RHG っていうのもあるっていうんで、喜んで行ったという記憶しています。RHG は出会いはそんな感じだと思うんだけど、なんかねそこから 2004 年の Ruby の会設立まで 2 年間あったわけですが、高橋さんはなんかやんなきゃなと思ってたんですか。Ruby の会は。

高橋
: Ruby の会はこれはなんか前の、STORES さんのときのインタビューのやつ[^3]だったっけ、あそこでもちょっと話しましたが、Onsen Meeting をやって、これは個人でやるのはしんどいみたいなことになって、こう Ruby の会、まあでもその前からそもそも世の中にはユーザーグループ設立ブームみたいなのがあったわけですよ。当時はもうそれが一段落してたぐらいですね。2000 年前後の頃にいろんなユーザーグループが立ち上がったっていう経緯があり、で Ruby はそういうのがなかったんですよ。なんでなかったかっていうと松本さんがいる中で、松本さんはまあユーザーグループとかは作らないじゃないですか。メーリングリストだけ作ってそこで参加してください、まあそりゃそうですねみたいな感じで、でじゃあ松本さんを差し置いてユーザーグループ作るっていうのは、なんかあんまりこう、みんなやりたがる話でもないわけですよ。みたいな感じでできてなくて、っていうのと、あとやっぱりユーザーグループ、日本でできたユーザーグループブームっていうのは、海外に開発拠点があるソフトウェア、大体 OSS の開発なので海外でやってるんですよ。日本で頑張って世界に広まってるのは当時なかったので、でそうすると海外の開発拠点とは別に、まあ国内での情報交換を基本的に日本語でやりたいですねっていうのがあって、ユーザーグループを作りましょうみたいな機運があったんじゃないのかなと、旗から見てて、私はその当事者ではないので、旗から見ててなんかそういう風に見えて。で、Ruby でそれをやるメリットはないわけですよ。普通に日本に拠点があるので。みたいな感じなのでユーザーグループ設立部分には乗り遅れており。なんだけど、Onsen Meeting [^4]とかやるとやっぱり欲しいねっていうのがまず一つあったのと、あとは LL だ。LL で、Lightweight Language なんとかっていうイベントを 2000 あれいつからだったっけ。2002 年ぐらいから始まって、最初は LL Saturday ですね。でそれのときに Ruby、Perl と Python と PHP と Ruby の 4 つの言語を中心的に取り上げましょうみたいな話になってて。で、Ruby 以外はユーザーグループがあるわけですよ。みたいな感じで。で、何ができてるといいかっていうと話がしやすいです。こういう企画をやりたいんで登壇者の人とかいますかねとか、こういう企画をやってみるのはどうですかねみたいな話をするときに、それをする相手の人っていうのが必要で。で、日本でそれやると全部それは松本さんの方に投げるみたいな話に、もうなってしまうわけです、何もないと。そりゃさすがに松本さん大変だろうみたいな話もあり。なので、よく分かんない人たちが、例えばごとけんさんとかが、なんか動かしてたっぽいのかな。
: Ruby の会はこれはなんか前の、STORES さんのときのインタビューのやつ[^4]だったっけ、あそこでもちょっと話しましたが、Onsen Meeting [^5] をやって、これは個人でやるのはしんどいみたいなことになって、こう Ruby の会、まあでもその前からそもそも世の中にはユーザーグループ設立ブームみたいなのがあったわけですよ。当時はもうそれが一段落してたぐらいですね。2000 年前後の頃にいろんなユーザーグループが立ち上がったっていう経緯があり、で Ruby はそういうのがなかったんですよ。なんでなかったかっていうと松本さんがいる中で、松本さんはまあユーザーグループとかは作らないじゃないですか。メーリングリストだけ作ってそこで参加してください、まあそりゃそうですねみたいな感じで、でじゃあ松本さんを差し置いてユーザーグループ作るっていうのは、なんかあんまりこう、みんなやりたがる話でもないわけですよ。みたいな感じでできてなくて、っていうのと、あとやっぱりユーザーグループ、日本でできたユーザーグループブームっていうのは、海外に開発拠点があるソフトウェア、大体 OSS の開発なので海外でやってるんですよ。日本で頑張って世界に広まってるのは当時なかったので、でそうすると海外の開発拠点とは別に、まあ国内での情報交換を基本的に日本語でやりたいですねっていうのがあって、ユーザーグループを作りましょうみたいな機運があったんじゃないのかなと、旗から見てて、私はその当事者ではないので、旗から見ててなんかそういう風に見えて。で、Ruby でそれをやるメリットはないわけですよ。普通に日本に拠点があるので。みたいな感じなのでユーザーグループ設立部分には乗り遅れており。なんだけど、Onsen Meeting とかやるとやっぱり欲しいねっていうのがまず一つあったのと、あとは LL だ。LL で、Lightweight Language なんとかっていうイベントを 2000 あれいつからだったっけ。2002 年ぐらいから始まって、最初は LL Saturday ですね。でそれのときに Ruby、Perl と Python と PHP と Ruby の 4 つの言語を中心的に取り上げましょうみたいな話になってて。で、Ruby 以外はユーザーグループがあるわけですよ。みたいな感じで。で、何ができてるといいかっていうと話がしやすいです。こういう企画をやりたいんで登壇者の人とかいますかねとか、こういう企画をやってみるのはどうですかねみたいな話をするときに、それをする相手の人っていうのが必要で。で、日本でそれやると全部それは松本さんの方に投げるみたいな話に、もうなってしまうわけです、何もないと。そりゃさすがに松本さん大変だろうみたいな話もあり。なので、よく分かんない人たちが、例えばごとけんさんとかが、なんか動かしてたっぽいのかな。

neko
: Ruby 日本の会ができる前の話。
Expand Down Expand Up @@ -645,7 +645,7 @@ neko
: Rubyist Magazine として掲載する分にはもらって、ぐらいな。なんかそこはいろいろとこだわりがある人もいそうなので。あんまりこう記事全体のライセンスを設定するのは微妙ですかねみたいな話をしていたような記憶があります。

三村
: なんかでもライセンス一個、あった。るびま記事のライセンスっていうのが、るびまの今リポジトリに実は存在していて[^1]。でこれ結構、たぶん昔からのやつなんですね。えーと著作権自体はえーとか著作者に、署名のないものに関しては編集部に属する、か。で編集部は排他的ではない複製販布の権利を得る。なのでそう、まとめて勝手に記事を売るっていうことはできちゃう。ですよねこれ。昔からあるなっていうのは、編集部は著作物を CD-ROM や紙媒体などで、っていう CD-ROM ってもうないよねっていう。
: なんかでもライセンス一個、あった。るびま記事のライセンスっていうのが、るびまの今リポジトリに実は存在していて[^6]。でこれ結構、たぶん昔からのやつなんですね。えーと著作権自体はえーとか著作者に、署名のないものに関しては編集部に属する、か。で編集部は排他的ではない複製販布の権利を得る。なのでそう、まとめて勝手に記事を売るっていうことはできちゃう。ですよねこれ。昔からあるなっていうのは、編集部は著作物を CD-ROM や紙媒体などで、っていう CD-ROM ってもうないよねっていう。

neko
: 本当だ。でも紙媒体にして配布できる権利があるんだったら、技術書展芸術争点で配りたいと思ったら配ってもいいっていうことなんですね。
Expand Down Expand Up @@ -692,7 +692,7 @@ neko
: 続いてるといっても年に一号が出るか出ないかみたいなときもあったので、それぐらいのペースでとりあえず次が出てれば続いてるみたいな感じで続いてるのはよかったんじゃないですかね。

笹田
: あとなんだかんだ言ってやっぱりインタビューが強いですよね。インタビュー出さなきゃっていうので、次を出そうみたいなのが、少なくとも最初の頃は。それで少なくとも知名度はある程度コンテンツ力がそこは少なくともあったかなっていう。例えば最初期の Rails の記事とかるびまでしかたぶんなくて。まとまってるやつが。それで見られたりとかね。あと YAML の記事[^2]とかもガッと書いてくださって。いまだに検索されるっていう話は聞きますが。
: あとなんだかんだ言ってやっぱりインタビューが強いですよね。インタビュー出さなきゃっていうので、次を出そうみたいなのが、少なくとも最初の頃は。それで少なくとも知名度はある程度コンテンツ力がそこは少なくともあったかなっていう。例えば最初期の Rails の記事とかるびまでしかたぶんなくて。まとまってるやつが。それで見られたりとかね。あと YAML の記事[^7]とかもガッと書いてくださって。いまだに検索されるっていう話は聞きますが。

三村
: いまだにたぶん、Google アナリティクスとか見るとすごく高かった気がしますよね。
Expand Down Expand Up @@ -1022,9 +1022,10 @@ neko

## 脚注

[^1]: [https://github.com/rubima/magazine.rubyist.net/blob/master/license.md](https://github.com/rubima/magazine.rubyist.net/blob/master/license.md)
[^2]: [プログラマーのための YAML 入門 (初級編)](https://magazine.rubyist.net/articles/0009/0009-YAML.html)
[^3]: [Ruby との出会い、Rails の衝撃、Ruby コミュニティの面白さ【Rubyist めぐり vol.1 takahashim さん】](https://product.st.inc/entry/rubyist_meguri01_1)
[^4]: [Ruby Onsen Meeting](https://www.ruby-lang.org/ja/news/2003/09/08/20030908/)
[^5]: CD-ROM や DVD-ROM から起動することができた Debian ベースの Linux ディストリビューション。
[^6]: TreasureData の創業者であり、現 CEO の太田一樹氏。[unicorn-worker-killer](https://github.com/kzk/unicorn-worker-killer)[jemalloc gem](https://github.com/kzk/jemalloc-rb)の作者でもある。
[^1]: Ruby コミッタの金子雄一朗さん。 RubyKaigi 2023 で Ruby のメインブランチに bison に代わるパーサジェネレーターとして lrama がマージされ、 the bison killer とか the bison slayer と呼ばれるようになった。
[^2]: Internet Relay Chat の略。チャットシステム。
[^3]: [https://www.atdot.net/nadoka/nadoka.ja.html](https://www.atdot.net/nadoka/nadoka.ja.html)
[^4]: [Ruby と b 出会い、Rails の衝撃、Ruby コミュニティの面白さ【Rubyist めぐり vol.1 takahashim さん】](https://product.st.inc/entry/rubyist_meguri01_1)
[^5]: [Ruby Onsen Meeting](https://www.ruby-lang.org/ja/news/2003/09/08/20030908/)
[^6]: [https://github.com/rubima/magazine.rubyist.net/blob/master/license.md](https://github.com/rubima/magazine.rubyist.net/blob/master/license.md)
[^7]: [プログラマーのための YAML 入門 (初級編)](https://magazine.rubyist.net/articles/0009/0009-YAML.html)

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