このイベントは、メルマガ「週刊 Life is beautiful」が2025年で足かけ15年を迎えることを記念して行う、アイデアソン・ハッカソンです。
アイデアソンは、エンジニアでない方も参加出来るイベントで、「AIを活用した、AI-nativeな製品やサービス」の企画を考えていただき、 (ChatGPTなどを活用して)プレスリリースの形にした上で、このリポジトリのIssueとして投稿していただくものです。
以下が手順です。
- 「AIを活用した、AI-nativeな製品やサービス」の企画を考える
- そのアイデアをChatGPTなどのLLMに説明した上で、プレスリリースの形に仕上げてもらう。
- github.com にアカウントを作る(まだ持っていない人)
- 作ったプレスリリースを、このリポジトリのissueとして投稿する
Issueの投稿は、このリポジトリをブラウザーで開いた上で、画面上位に表示されている"Issues"タブをクリックした上で、 右手にある、"New Issue"ボタンを押して、投稿して下さい。
- 締め切りは2024年12月31日ですが、早めに投稿していただいて、後から変更することも可能です。
- 投稿すべきプレスリリースのサンプルは、こちらに用意したので、参考にして下さい。アイデアを与えて、ChatGPTに書かせたものです。
- 投稿したプレスリリースは、誰にでもアクセス可能なオープンなものになるので、機密情報などは含めないでください。
- 一人で複数のエントリーを投稿することが可能ですが、それぞれを独立したIssueとして投稿して下さい。
- 対象は原則として私のメルマガの読者ですが、それ以外の人も投稿可能です。
- Issueにはコメントが投稿出来るようになっているので、そこで他のユーザーとコミュニケーションしていただいても結構です。
- 入賞作品は、私(中島聡)がシンギュラリティ・ソサエティのメンバーからのアドバイスをもらいながら決めます。
- 入賞作品の発表は、このリポジトリ、および、メルマガで行います。
- 入賞者には、賞品としてApple Mac mini(2024年モデル、M4 Pro、メモリ64GB、本体のみ:キーボード・ディスプレイは別途必要)をお渡しします。
- 入賞作品は応募総数次第ですが、1〜2個、選ぶ予定です。
- 商品を受け取る際には、その時点で、メルマガの会員である必要があります。
コントリビューション・フェスは主にエンジニア(もしくは勉強中の人)向けのイベントです。詳細は徐々に詰めていきますが、現時点では、以下のことが決まっています。
- GraphAIを活用した製品・サービス(プロトタイプも可)をオープンソースな形で作っていただきます。
- ハッカソンのように1日で作るのではなく、11月末から3月半ばまでの4ヶ月間の期間で行います。
- お題としては、以下の5つがあります(詳しくは下記)。
- GraphAI(オープンソース・プロジェクト)
- AI-native 音声版 Instagram(プロダクト開発)
- GraphAIのWebインターフェイス(オープンソース・プロジェクト)
- AI-native辞書(プロダクト開発)
- GraphAIアプリを自動生成するGraphAIアプリ(研究)
- MITライセンスのオープンソースで作っていただきます。
- 賞品は、Apple Mac mini(2024年モデル、M4 Pro、メモリ64GB、本体のみ:キーボード・ディスプレイは別途必要)です。4台、用意してあります。
- 応募の締め切りは3月上旬を予定しており、3月下旬(22日か23日)にイベントを行う予定です。 (1/16追記) 3/22(土)-3/23(日) にプロジェクトを仕上げる機会を提供することを目的にハッカソンを開催します。3/23(日)午後に成果発表、審査、結果発表を予定しております。
- 個人・グループ・法人のいずれでも応募が可能です。メルマガの読者である必要はありません。
なので、今のうちに、GraphAIの勉強をしておいて下さい。
GraphAIの勉強した内容や、開発中のGraphAIのtipsをzennやqiitaに投稿していただけると、ハッカソンでの審査でその過程を考慮します。投稿時にはtagでGraphAIとつけてください。
GraphAIは、GraphAI本体(core)、GraphAI cli、エージェント群、フィルター群、サンプル、ドキュメントから構成される大きなリポジトリです。
GraphAIは、OpenAIのAPIなど、非同期なAPIを複数回呼び出して作るAIエージェントを、宣言型のデータフロー・プログラミングにより、作りやすく、かつ、効率的に実行するためのTypeScriptライブラリです。
GraphAI本体は、シンプルなデータフローの実行エンジンで、エージェントやフィルターにより機能を拡張することが可能な設計になっています。
やりたいこと
- 実用的なagent/agent filterを増やす
- それらを利用したサンプルの充実
- マルチエージェントのデザインパターンなどを参考に、実用的なマルチエージェントのサンプル、テンプレートを作る
- 使ってみた系、作ってみた系の記事
- Dify等の関連ツールからGraphAIにデータを移行するためのデータコンバーター
- 日本語、英語のドキュメントの追加、整理
- 公式Webサイト
- codepenなどのサンプル追加
- release manager&PM欲しい
- だれかがdifyでつくったものを、だれかがgraphaiに移植してみる<動画、記事化
プルリクはもちろんのこと、オープンソースには、さまざまなコントリビューションの方法があるので、詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
最新のAI技術を活用することにより、誰でも簡単にpodcastを配信することが出来るサービスと、Tiktokのように自分に適したpodcastを簡単に楽しむことが出来る専用アプリの組み合わせで、「音で情報を得る・学ぶ・楽しむ」時代を加速するサービス+アプリです。ベースになるアプリは既にオープンソースで作ってあるので(AI Podcaster)、これを活用して開発していただければ良いと思います。
GraphAIは、OpenAI、Claudeなどのサービス型のLLMだけでなく、Ollamaで走るローカルなLLMを使うことも可能ですが、Ollama向けのオープンソースなWebUIをGraphAIを使って作り、簡単に実験・テストできるだけでなく、様々なアプリも作れる環境を作りたいと考えています。
GraphAIをWebUI上で動かす仕組みは、以下のものがあるので、これをベースにしてもらっても良いし、新たなものを作っていただいても結構です。
- VueベースのWebUI
- litegraphを使ったもの
- サーバのagent list api を叩いて動的に利用可能なagentのリストを取得する仕組み、サーバー側はこちら
- ReactでCytoscapeを使いたい場合は、こちらを参照してください。
開発中のAI-nativeな英単語辞書アプリ、tutorを多くの日本人にとって「なくてはならないレベル」にまで引き上げるプロジェクトです。
具体的には、
- Firebaseにユーザー・アカウントの追加
- RaycastやiPhoneアプリから辞書を引くと、それをアカウントに紐づけて覚える仕組み
- 一度引いた単語は、独自の単語帳として、それで勉強できる
- 単語ごとの例文も音声化し、それをダラダラと聞いて英語の勉強が出来る
などを追加したいと思いますが、それ以外の機能拡張も歓迎です。
GraphAIを宣言型のプログラミング環境にした理由の一つが、AIを使った自動生成です。最近のAIはコード生成が出来るようになったとは言え、記述型である限り、出来ることには限度があると考えています。JSONやYAMLで書かれた宣言型のデータフロー・プログラミングであれば、かなり複雑なアプリケーションも自動生成が可能だという「仮説」を立てており、それを実証する実験を開始したところです。
サンプルとしては、必要な情報をユーザーから取得してAPIを呼ぶエージェント、メタチャットが動いているので、これを参考にして、さまざまな「アプリ生成エージェント」を作成してください。