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WakeUpWord With RaspberryPi via USB
Raspberry Piのブラウザを利用してウェイク・アップ・ワードを作成できます。ここでは、codamaをRaspberry PiにUSBで接続し、音声入力装置として動作させて、ウェイク・アップ・ワードを作成する方法について説明します。
1.ジャンパーピンの有無を確認します。codamaの真ん中あたりにある白色のジャンパーピンが付いていなかったら、取り付けて、codamaを再起動してください。
既に白色のジャンパーピンが付いていれば、再起動をする必要はないので、この手順を飛ばして3番に進んでください。
$ codama_dfu_i2c reboot
(ジャンパーピンは画像を参照)
白色のジャンパーピンについて
このジャンパーピンはcodama起動時に取り付けているかいないかで、起動するファームウェアをどちらにするか切り替えるための重要なものです。
- 取り付けている -> ウェイクアップワードもなく、初期設定の状態を保持したファームウェアが起動します。もう一つのファームウェアを書き換える時もこのファームウェアを使います。
- 取り付けていない -> ユーザーの設定を保持したファームウェアが起動します。ウェイクアップワードを使用することができ、登録したウェイクアップワードに反応するようになります。また細かいパラメーターも保持されます。
- Raspberry Piを使って、codama を USB Audio として使用するためのファイルを書き込みます。
書き込みにはcodama_dfu_i2c
コマンドを利用します。引き続きRaspberry Pi上でターミナルを使い、下記コマンドを1行ずつ入力してください。
書き込みには数分かかります。(エラーと表示された場合は何度か試して下さい。)
$ cd
$ codama_dfu_i2c write_upgrade ./codama/codama-doc-r0/firmware/update_usb.bin
Attempting to connect via I2C: connected
Sending file size: 0x80000 padded to 0x80000
Info: (writing to i2c. -1 of 3 bytes sent)
Info: Detach flash
Info: (writing to i2c. -1 of 4 bytes sent)
Info: Attach flash
Info: ...DFU_CMD_SET_UPGRADE_SIZE...
Info: ...DFU_CMD_WRITE_UPGRADE...
Written bytes: 0x80000
done
done
表示されたら書き込みが完了しています。
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Raspberry PiでcodamaをUSBマイクとして使用するための設定を行ってください。 この設定が終わったら必ずcodamaの白色ジャンパーピンを外してください。
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Raspberry PiのWebブラウザを起動します。(Chromium)
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https://tools.codama.me/にアクセスして、画面の指示に従いウェイク・アップ・ワードを登録してください。
途中にI2S(画面上はI2C)かUSBを選ぶ項目があります。デフォルトではI2S(画面上はI2C)になっています。
この選択は最終的なcodamaの利用方法をI2SでRaspberry Piと組み合わせて使うのか、それともUSB機器として使うのかのどちらかで決めるものです。I2Sで録音をしているのでI2Sというわけではありません。
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同じウェイクワードをを4回録音し、ウェイクワードデータを作りましょう。作成が完了すると
update.bin
がダウンロードできます。 -
codamaをI2S/I2Cで利用するための設定をもう1度行ってください。 この設定が終わったら、必ずcodamaにジャンパーピンを取り付けてください。
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先ほどダウンロードした
update.bin
ファイルを書き込みます。書き込みにはcodama_dfu_i2c
コマンドを利用します。書き込みには数分かかります。(エラーと表示された場合は何度か試して下さい。)
$ codama_dfu_i2c write_upgrade {update.binファイルパス}
Attempting to connect via I2C: connected
Sending file size: 0x80000 padded to 0x80000
Info: (writing to i2c. -1 of 3 bytes sent)
Info: Could not execute 1st DFU_CMD_WRITE_UPGRADE command with 0 byte
Info: Detach flash
Info: (writing to i2c. -1 of 4 bytes sent)
Info: The device could not detach from the flash
Info: Attach flash
Info: ...DFU_CMD_SET_UPGRADE_SIZE...
Info: ...DFU_CMD_WRITE_UPGRADE...
Written bytes: 0x80000
done
ファイルパスの例ですが、Raspberry Piの場合、特に設定していなければDownloadフォルダにupdate.bin
ファイルはダウンロードされます。
特に設定していない場合は
$ codama_dfu_i2c write_upgrade /home/pi/Downloads/update.bin
と入力することで実行できます。
done
表示されたら書き込みが完了しています。
- codamaに取り付けられている白色のジャンパーピンを外したら以下のコマンドを実行し、更新したファームウェアで起動するように設定してください。
$ codama_dfu_i2c reboot
(注意) ジャンパーピンを外さないで実行すると、デフォルトの設定のままとなり、登録したトリガーワードが呼ばれません。必ず外してcodamaを使用して下さい
- 接続方法を切り替える(必要がある場合のみ)
録音方法とは別の方法で動作させる時は以下で示す手順に沿って変更してください。
- Raspberry PiとI2S接続 ---- 9番の手順で出来たシステムのままでOKです。
- Raspberry PiとUSB接続 ---- codamaをUSBマイクとして用いる設定もう1度行ってください。
- PCとUSB接続 ---- PCのブラウザでウェイクアップワード作成の手順1から6を行ってください。
- Raspberry PiとI2S接続 ---- 9番の手順で出来たシステムのままでOKです。
以上で設定は終了です。早速動作確認してみましょう。
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